物欲 日記

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Anker V20i vs SOUNDPEATS Breezy

2025年03月08日 08時24分50秒 | (デジタル)家電

Anker V20i vs  SOUNDPEATS Breezy
 
V20i(左)を使いだして、気になってしょうがないので SOUNDPEATS Breezy(右)もポチってしまった(^-^;。同じくらいの価格帯(購入価格:V20i¥5,990、Breezy ¥6,600)のせいか、巷では Breezy を推す意見も見るので、これは当ブログとしても試す必要がある。ホンマカイナ?以下、気になったポイントを中心に比較。◎〇△× は、私の気持ち。
 
★音質:
◎ 共通:どちらも耳掛け型とは思えない、素晴らしい音質。
〇 V20i:低域は豊かだが高域は伸びていない。
△ Breezy:低域は少し物足りない。高域(シャリ)が出すぎ。
 
両者の聞こえ方を具体的に表現すると以下のような感じ。少し誇大妄想が入っている(^-^;。
 
・ピアノの音
Breezy:ハンマーで打たれた弦の音だけでなく、反射した残響も聞こえる。高域の抜け感は他のどのイヤホンよりも、それこそ抜きんでている。
V20i:余韻が少なく、あっさりした音。
 
・女性ボーカルの澄んだ歌声
Breezy:声には含まれていない周波数成分が聞こえる場合がある。また、摩擦音のアタックでヒス音のような音が聞こえる。どちらも ひずみ と言って良いだろう。
V20i:澄んだ声は澄んだ声としか聞こえない。アタックの違和感もない。
 
  ・アナウンサーなどの人の声
Breezy:普通に聞こえる。
V20i:薄いベールをかぶせた感じで聞こえる。このマスク感は音楽よりもわかりやすい。


★耳への装着性:
共通:イヤーフック角度可変可能。ケースの小型化には貢献するが、ちょっと面倒かも。
◎ V20i:角度最大で耳穴にフィット。ずれにくい。
△ Breezy:装着後、良い位置に調整必要。イヤーフックの形状が私の耳にマッチしていないのか、ずれやすい。
 
★タッチ操作性、仕様:
× 共通:イヤホン側から電源の ON / OFF (一般的には 10 秒長押しとか)ができない。SOUNDPEATS 製品では CCイヤーカフ はできるのに、意味が分からん。
◎ V20i:タッチ操作の確認音アリ。
△ Breezy:再生停止時の、タッチ操作後の反応音はあるが、タッチ操作自体の確認音ナシ。非常に使いにくい。
 
★アプリ:
〇 共通:フリーで用意されている。メルアドの登録必要。どちらもイコライザで音質を補正したくなるので、使った方がよい。
△ V20i:別アプリで音楽を再生しながら開くと一旦音楽が停止するので、アプリを開いた後に再生しなおさなければならない。イコライザ調整時に面倒。この仕様で問題ないと思う思考が判らない。他は特に問題なし。
〇 Breezy:特に問題なし。
 
★ケース:
△ 共通:バッテリー残量表示が貧弱。安物のケースのような % 表示が欲しい。
〇 V20i:特に問題なし。
△ Breezy:非常に開けにくい。多分そのうち手から滑って落とすと思う。
 
★★まとめ★★
イヤホンの選択で最も重視するポイントは「音質」だろう。私は、多少気になるところがあってもイヤでなければ受け入れる。逆に、良い音でも我慢できないことがあれば、それは選択しない。V20i vs Breezy は、まさしくそんな関係だ。早い話が、音質に関しては、残念ながらどちらもパーフェクトではなかった。あとは好みだろう。私としては、Breezy の高域の伸びは評価できるが、ヒス感(Distotion というよりも Artifact)が我慢できない。気になりだすと、無意識に探そうとするので余計に目立つ。あと、ハイハットが頑張るような曲は聞き疲れがする。半面、V20i のベールをかぶせた音質は慣れれば気にならない。Breezy と比較するのでマスク感が際立つが、他のイヤホンでも似たような特性のモノは普通にある。

いくつか安物のイヤホンを試してきた経験からすれば、耳穴に突っ込まないタイプのイヤホンで音質を云々できるのはすごいことだと思う。高額なイヤホンの音質を知っている方々が、V20i と Breezy については価格のわりに音が良いと言われているので、この 5,000 円台のイヤホン達は侮れない製品なのであろう。

二者択一であれば V20i を選ぶ。
 
以上。
 
 



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