12月に開催された冬季学術講習会の演題の一つが顔面神経麻痺の治療についてでした。講師はこの治療では第一人者の新潟医療福祉大学の粕谷大智教授です。
講義の中で眼の下にできる涙袋と眼袋の違いの説明、また眼袋の予防方法について講義があったのでご紹介しますね。
下の写真を見るとよくわかりますが、涙袋は眼の周囲の筋肉(眼輪筋)です。表情がある時(特に笑っている時)よりはっきりするので笑顔をチャーミングjに見せる効果があります。
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一方、眼袋は眼の下部に脂肪が突出している、または結合組織がたるむことで出来上がる袋状の突起であり、疲れて無気力であるように思わせてしまいます。 俳優の岸部一徳は眼袋が大きいですよね。
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眼袋ができる原因は加齢により眼輪筋が萎縮してそこに脂肪がたまることにより膨らんできます。ずっと下ばかり向いている生活をしている人はなりやすいみたいです。
予防法は眼輪筋を鍛えます。強く眼を閉じると眼輪筋が収縮するのでトレーニングになります。ただポイントは眼窩の骨を抑えながらやると効果的です。
特に下瞼は重力の影響を受けて収縮しにくいので下を向いた姿勢で下眼窩の骨に手をあて、強く眼を閉じれば良いとのことです。
老け顔になりたくなかったらすぐやりましょう(^_-)-☆