扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

鍼灸の2020年度国民受療率

2021-10-31 19:32:17 | 鍼灸
2020年度の国民の鍼灸受療率が公表されました。

  (出典:鍼灸柔整新聞1154号)

鍼灸は4.9%で相変わらず低迷が続いて
います"(-""-)"
つまり国民100人のうち5人弱の人しか
鍼灸治療を受けてないんですね。
この状態が2014年度以降続いています。

一方のあん摩マッサージ指圧もコロナの
影響でガクッと下がっていますが、
それでも鍼灸の4倍弱ありますから、
はりに比べたら敷居が低いんでしょうね。

受療しなかった理由は
「必要と思わない」(67.3%)、
「興味がない」(14.9%)、
「何に効くかわからない」(7.7%)が上位3つ。

受療者の年齢は「70歳以上」が27%と
最も多く、「40代」18.6%、「60代」(16.9%)と
続きます。若い世代の掘り起こしが必要ですね。

低迷が続く理由は色々ありますが、
やはり我々鍼灸師の実力不足が一番だと
思いますね。実力があれば無資格者の
整体師に食われることもないし、色々な
疾患の方を我々の土俵に呼びこむことが
可能だと思います。

鍼灸の未来のためにも頑張らねば!!(^^)!

(治療院の花コーナーが満開です!(^^♪)



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めまいの臨床

2021-10-29 20:38:21 | 鍼灸
数年ぶりに来院した47歳の男性患者さん。

数日前に運転中に下を向いた途端、ぐるぐると
回る感じのめまいに襲われたとのこと。
めまいは3分間くらいで消失。

その少し前にもめまい下を向いたときに同様の
めまいがおきているので今回で二度目です。

頭を動かしたことにより、突然発症する
回転性めまいは脳循環器系の疾患を除外できれば
あとは一番多いのが

天井がぐるぐる回る回転性めまいには
メニエール病がありますが、これは難聴、耳鳴りを
伴ったりします。

BPPVは内耳内の耳石と呼ばれる平衡感覚を
つかさどるパーツが剥がれ落ちることにより
発生します。

今回の患者さんは発症直後にMRI撮影を
行っており、脳血管系には異常がないこと、
また聴力、耳鳴り等は問題ないことから
BPPVと思われます。

とりあえず全身調整の治療を施し、
推定診断結果を説明して耳鼻科の受診を
勧めました。
耳鼻科で耳石を動かす体操をやれば
大丈夫だと思います!
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飛蚊症(ひぶんしょう)その2

2021-10-27 21:35:08 | 健康
したが、約一年後の最近、とうとう右目にも
糸くずがでてきました(^^;

いつもの眼科を受診しましたが、今回も病的な
ものではなく、加齢によるものなので特に治療の
必要なしとのことでした。

この糸くず様のものは眼の中の硝子体の中にある
繊維成分が加齢で水分が無くなってくることに
より浮き出てくるようです。

高齢になると網膜剥離や加齢黄斑変性になる人も
周りにいるので、そうでなかっただけ良しと
しましょう!(^^)!

(小ネタ)最近のお気に入りレストラン(*^^)v
三年前の開店当時からずっと応援している地元の
カレー屋さん「Sunny Day Curry Day
(サニカリ)です。

若い夫婦二人で営むこのお店の真骨頂は
マスターが独学で開発したという複雑な
スパイスのルーです。
さらに「相がけ」といって2種類の
カレールーを同時に楽しむこともできます。
これはある日のレンコンとオクラの
スパイシーポークキーマカレー と
大根とサバのキーマカレーの相がけです↓

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2021那須岳登山

2021-10-26 08:51:18 | 登山
2019年の富士登山以来2年ぶりに登山してきました。

那須岳連峰は2015年に日帰り登山で
茶臼岳(1915m)に登頂して以来です。

今回は温泉付きの山小屋「煙草屋旅館」に宿泊し
て那須岳連峰の山々を踏破する計画でしたが
23日(土)は20mのみぞれ混じりの強風で
ロープウェイが運休。やむなく登頂を断念し、
24日(日)に茶臼岳と朝日岳(1896m)を
登頂してきました。
紅葉は終わり、初冠雪の残る山頂風景でしたね。
念願の煙草屋の露天風呂も満喫できました♪
 

 

24日の歩行距離は11キロでしたが、ランニングの
10キロとは異なりアップダウンの連続だったので、
昨日、今日と太ももの筋肉痛でギクシャク歩き
でした(^^;

でも久しぶりの登山は身体中の細胞に山の気が
染み込み、筋肉痛がひどくても頭はすっきり
クリアになりました(^_-)-☆
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コロナ回復後の患者さんの来院

2021-10-21 21:36:43 | 鍼灸

本日、二年ぶりに来院した患者さん。

開口一番、「いやあ~コロナにかかって大変でしたよ~」と。

初のコロナ体験患者さんの来院です。

34歳、身長170cm、体重90キロのプロの競輪選手です。
函館のレースで陽性者と接触し感染。
レース前後のPCR検査では陰性だったため、
そのまま帰宅して家族と接触。帰宅5日後に
発熱しPCR検査で陽性判定。

濃厚接触者の妻と子供二人のうち、下の子供(5歳?)のみ陽性。
但し、無症状。妻と上の子は陰性。

10日間ほど入院したそうですが、ギリギリ肺炎には
ならずICU入りは免れた様子。でも39度の発熱は
かなりきつかったようです。
プロのアスリートのように鍛え抜かれた人の方が
症状が強くでると言っていましたね。
幸いにも後遺症はなかったけれど入院で体力が
低下してレースでは本来の力を発揮できていないようです。

身近な人の話を聞くとその大変さが良くわかりますね~。

(最近の就寝前のルーチンは父ちゃんの腿の上でまったりです♪)

コメント (2)
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