扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

BCGワクチン、新型コロナウイルスへの臨床試験がついに開始される!

2020-03-28 20:56:44 | 健康
今日、いつものように愛読してる医療情報サイト「ドクターシミズのひとりごと」を何気なくチェックしていたら「やっぱりBCGワクチンが新型コロナウイルスの重症化を妨げているかもしれない」というタイトルが目に飛び込んできました。

読み進めてみるとドイツの感染者と死亡者を旧西ドイツと旧東ドイツで色分けしてみると明らかに旧東ドイツエリアの方があきらかに少ないんですね。
考えられるのが結核予防の目的で行われたBCGワクチンの株の違いです。旧西ドイツは西ヨーロッパ株、旧東ドイツはロシア株をしたそうです。そして両者には遺伝子上に違いがあるとのこと。

日本もワクチン株はロシア株に類似だそうですし、先進国の中では感染者数、死亡者数とも低いです。

最新情報ではオーストラリアでBCGワクチンが新型コロナウイルスに有効かどうかを確認する臨床試験が開始されたそうですから、期待したいと思います!(^^)!

春眠暁を覚えず(^_-)-☆↓
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Book Review『派遣添乗員ヘトヘト日記』~当年66歳、本日も”日雇い派遣”で旅に出ます。

2020-03-21 06:11:22 | 読書
前回の「交通誘導員ヨレヨレ日記」に続く高齢オジサンの奮闘シリーズで、こちらも知っているようで知らない添乗員の仕事の裏側を哀愁とユーモアを込めたタッチで描いています。


「交通誘導員」はヒットしているようですからこちらも時代にマッチした内容でヒットの予感がしますね。この発行元の「三五館シンシャ」はなかなか目の付け所が鋭いと感じます。

またこの二作に共通しているのがイラストの秀逸さです。「伊波二郎」さんという方のようですが、ポップな感じで目立ちます(^^♪

著者の梅村達氏は本書のプロフィールによれば
「1953年東京生まれ。大学卒業後、映画製作現場を皮切りに、塾講師、ライター業などを経て、50歳の時、派遣添乗員に。以来、いくつかの派遣会社を移りながら現在も日々、国内外の旅行につきそう現役添乗員である」だそうです。

本書を読んでわかったのが旅行会社が販売する旅行商品には「募集型」と「受注型」に大別され、前者は新聞広告やインターネットで参加者をつのるもの、後者は旅行会社の営業社員が学校や会社などを回って商品を受注するもので、募集型のツアーの添乗員はほとんどが旅行会社の社員ではなく、派遣会社に所属している添乗員らしいですね。

それで思い出したのが2013年のマチュピチュツアー時の添乗員です。いかにも山男風の60代前後のベテラン添乗員さんでアルプスツアー等が専門のようでした。確かに添乗員が高山病になったらやばいですもんね(^^;

派遣添乗員というのは、日雇いという不安定な立場であることに加えて、ツアー参加者からの様々なクレーム対応、旅先での不測の事態への対応等、かなり神経を消耗する仕事であることが良くわかります。それでもツアー参加者からの「ありがとう」の一言でまた回復して次の仕事に向かうという繰り返しなんですね。

同世代のライターということもあり、かなり感情移入して読了しました(^_-)-☆
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Book Review『交通誘導員ヨレヨレ日記』~当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます。

2020-03-13 21:18:29 | 読書
工事中の道路に必ずいる真っ黒に日焼けして車あるいは通行人の誘導整理をしている警備員の方々。酷暑の中でも長袖長ズボンにヘルメット姿ですからさぞかし厳しい仕事だろうな~と想像はしていましたが、その実態はわかりません。 最近では高齢者の姿が目立ちますね。巷では「誰でもなれる」「最底辺の職業」と揶揄されているそうです。治療に来る道路作業員も「立ちんぼだけはやりたくないね~」と言います。

そんな中ふと目に付いたのがこの本。著者は73歳の現役交通誘導員の方です。聞けば結構売れているそうです。


(本書より)
著者は1946年生まれの73歳。出版社勤務後、編集プロダクションを設立。出版編集・ライター業に従事していたが、訳あって数年前から某警備会社に勤務。

結論から言うとライター業に従事していただけあって「面白い」です。
勤務形態から始まって現場の人間模様等、実際に働く人間での視点で捉えていて興味深かったです。
中でもトイレと食事問題は大変そうですね~。 極端な現場ではおしっこに行けずに、垂れ流しなんていうのもあったりして・・・"(-""-)"
家庭内では奥さんにけちょんけちょんに言われている様子も楽しめました(^^;

見た目通りのきつい現場が多いですが、あいさつの重要性、コミュニケーション力の必要性等、普通の組織でも十分通用するような仕事のヒントが満載かつ、現場での人間模様の描写がとても面白くてあっという間に読了しました(*^^)v
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あっけない確定申告2020

2020-03-06 08:02:29 | 日記
今年の確定申告はあっけなく終了しました!

せっせと決算書類を作成し、あとはe-Taxにより申告するばかりになっていましたが、
今年は水害による災証明書を発行してもらったので所得税の減税を受けられます。
そのためには税務署の説明を聞く必要があり、日時を予約して行ってきました。

必要書類を持参しすると若い税務署職員が対応してくれました。
説明のたびに目の前のパソコンにてきぱきと入力していきます。

一通り入力が終わり、雑損控除額が決定したので、さて帰宅して申告書を作成しないといけないなあと
思っていたら、「はい、これで申告終わりました!」との声。

確かに必要書類が多いなあと感じていたら、結局その場で全部必要情報を入力してくれたんですね。
あっという間に終わり、感謝です(^_-)-☆

↓久しぶりのゆずとの2ショット。人間の膝の上が大好きです。体温で温かいのかな?


↓おまけは園芸家の患者さんからの差し入れ花。来院するたびにチェックされるので世話は手抜きできません(-_-;)
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Book Review『医者が教える正しい病院のかかり方ー山本健人』

2020-03-02 05:53:29 | 読書
筆者は「医師と患者の垣根をなくしたい」をモットーに「外科医けいゆう」のペンネームで情報発信を続けている現役の医師です。

ちまたには真偽不明な医療情報が溢れている昨今、信頼できる情報源の一つとしていつも活用させてもらっています。

「第一章 病院に行く前に」から始まり「医師との関係に悩んだたら」「がんについて知っておくべきこと」「いざというとき」「薬の知識」「知っておきたい家庭の医学」まで必ず我々が遭遇するであろう各シーンについて正しい対処の仕方を教えてくれています。
一部を紹介すると

どのくらい痛いときに病院に行くべき? →①突然の痛み ②これまで経験したことのない痛み 

治療しても同じ症状が続くときは病院を変える方がいい?→「担当医師と相性が悪い、信用できないケース」を除けば「同じ症状が続いて困っているなら同じ医療機関に行く」方が患者さんに有利。病院を替えると検査、診療すべてやり直すことになり、時間的にも経済的にも患者さんに不利。

病院に行く前にネットで検索してもいい? →①ネットで検索して上位に出てきた情報が信頼できるとは限らない ②出典・参考文献の記載があるかどうかを確認する ③学会や公的機関からの情報を優先的に参考する。

など、とても有益な情報が満載です。

早速子供達にもプレゼントしました(^^♪


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