扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

『わかりやすい小児鍼の実際』 谷岡賢徳著

2011-11-30 20:40:38 | 日記
ご存知、谷岡先生の本です。

最近立て続けに2歳前後の患者さんがきました。
主訴は夜泣きです。

前にも同年齢位の子供に治療したことはありましたが、
治療法は過去に習った先生のものを断片的につなぎ合わせて
組み立てていたので、この際もう一度おさらいしたいと思い、
谷岡先生の本を連日眺めています。

一番大事な刺激量は皮膚の状態を読み取る必要がありますが、
これが難しいです(^^ゞ

まあ、でもこれはいくら本を読んでも体得できないでしょうから、
とにかく色々な皮膚を触らしてもらうしかないですね。

鍼は谷岡先生の使っている三稜鍼形小児鍼は持っていないので
村田先生愛用の銀てい鍼を使っていますが、あたりが柔らかく
使いやすいです。

本に従い3分以内の治療を心がけていますが、思った以上に
効果があり、やりがいがあります


明日の治療も泣かないでくれるといいなあ(^^)

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第48回東鍼祭

2011-11-20 21:13:03 | 日記
今日は季節外れの汗ばむ陽気でしたね。

業者販売で買いたいものがあったので日帰りで
東鍼祭に行ってきました。

あまり時間がなかったので道具を購入した後は
懐かしの無料あん摩を体験!

上手いとは言えないが、とても一生懸命に揉んでくれる
姿に、昔の自分の姿が重なりちょと遠い目を
してしまいました(笑)。

卒後二年が経ち、学生時代に夢見た理想と現実の
狭間で揺れている日常ですが、こうやって
久しぶりに学校の空気を吸うと、あらためて
原点に帰ることの大切さを実感したような
気がします。




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一つの節目

2011-11-19 20:57:31 | 日記
今日11月19日は開院一周年の日でした。

振り返ってみるとほんとうにあっという間の一年間でしたね。
特に今年は震災があったので余計印象深い一年でした。

わずか8カ月前のことなのにあの一連の出来事が遠い昔の
ことに感じられます。

最もすべてが元に復帰したわけではなく、屋根にかかっている
ブルーシートはそのままだし、おまけに今日の雨でまた
雨漏りがして大工さんに緊急出動してもらったりでなかなか
完全復旧には程遠いのが現状です(+_+)。

治療院の方は最近は新患が減り、治療に合った患者さんが
固定化されてきたような気がします。

場所柄高齢の患者さんが多いせいか、すでに二人の患者さん
の訃報に接し、何ともいいようのない気分ですが、
これは地域密着型の宿命と感じています。

最近痛感するのが鑑別力不足ですね。ちょっと病歴聴取もおざなりになって
きたような気がするので、心機一転、以前紹介した『病歴を聴くと治療がわかる』
とか、この著者の山口先生に紹介していただいた『誰も教えてくれなかった
診断学』等を勉強しています。病態をかなり忘れていて
愕然とすることがありますが(^^ゞ

一つ目標を達成してほっとしていることがあります。
それは体調不良で臨床を休むということが無かったことです。
鳳観先生はそれを40年続けているといいますから、驚嘆に
値しますが、一歩でも近づきたいと思っています。

今年もはるばるシベリアから白鳥達が飛来しました。
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「30分頑張ってみっぺ体操」

2011-11-08 21:02:10 | 日記
現在、鍼灸師会では介護予防運動を通して地域の高齢者の
健康づくりに積極的に寄与しようとしています。

我が市でも関係機関に積極的に働き掛けていましたが、
そのかいがあって社会福祉協議会から健康体操教室の
講師を依頼されました。

当日は私も含めて若手(?)三人で指導。
元ジムのインストラクターである鍼灸師の先生が、
考え出したのがタオルを使ったタイトルの体操です。
やっぱり親近感を出すのには方言ですよね(笑)

もう一つが鍼灸師ならではの特色を出すために
「役立つツボの話」。

初の試みだったので時間オーバーになり、少し
バタバタしましたが参加者には好評だったようです。

次回はお灸も取り入れたいですね(^^)





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