脳貧血

リスクマネジメント講習会で
聞いていましたが、
肩こりの治療中に初めて脳貧血になった
患者さんに遭遇しました(^^ゞ

51歳の女性患者さん。
主訴は肩こりと右手のしびれ。

背臥位で本治をして
坐位で肩こりを治療中、どうも
様子が変。

うつむき加減でふらふらしています。

急いで様子を確認すると急に遠くから
ものが聞こえるような感じだと。

急いで背臥位になって休んでもらいました。

その間に返し鍼のツボがあやふやなので
急いで資料で確認。

合谷と足三里に台座灸で施灸。

しばらくして血圧を測定すると
108/68。元々低めらしいので
これくらいは正常ですね。

引き続き30分くらい休んでもらったら
回復したので一安心しました。

多分肩を緩めたので一気に血圧が下がった
のかも知れませんね。

はり治療が初めての患者さんだったので
もうこれで懲りてこないかも(^^ゞ

ワークショップ「介護予防を鍼灸に活かす」

3月24日に県鍼灸師会主催のタイトルの
ワークショップが地元いわき市で
開催されました。



昨年6月～8月にかけて県内初の
地域支援事業（介護予防）を
いわき市から受託して実施しましたが
このせっかくの地域での活動を今後鍼灸にどう
結びつけていくのか12名の参加者で
かなり熱く！語り合いましたよ。

課題、解決策そして今後の方向性が
見えてきたので、来年度の活動に
活かして成果を出すぞp(＾＾)q

豪華なプレゼント！

患者さんからお花を頂きました。

「君子蘭（くんしらん）」だそうです。



蘭と言っても蘭の仲間じゃなくて
ヒガンバナの仲間らしいです。

昔は植物とか野菜の名前を
覚えるのが苦手で、白菜と
キャベツを間違えて家族に
笑われた位です(^^ゞ

もちろん草花を育てるのも
全然興味がなかったですが、
東洋医学を勉強して自然と
人間との関わりあるいは気の
概念を学習していくうちに
徐々に興味が湧いてきたような
気がします。

院内にも開業祝いに頂いた観葉植物が
たくさんありますが、しおれた草花に
まめに水をやったり、枯れた葉を
処理してあげたりすると元気になるのを
見るにつれ、愛着が湧いてきます。

これからも院内に清浄な気を
ずっと発散し続けて欲しいですね。

SANTANA 初来日40周記念公演

3月12日は待ちに待ったSANTANAの公演でした。

午後は臨時休診して上京。
昔のバンド仲間と総勢10名で
聴いてきました。

昭和46年に入社して入った独身寮で
音楽好きな仲間とバンドを組み、
もっぱらSANTANAのコピーばかり
やっていたのが懐かしい。

そしてとうとう1973年に本物が初来日。
今回と同じ武道館でした。

40年ぶりに同じ会場で聴く、熱いラテンロックの
サウンドに酔いしれましたよ。

それにしても二時間近く立ちっぱなしは
還暦にはこたえました(^^ゞ

　

不妊症の現代医療と鍼灸治療

今日は県鍼灸師会青年委員会主催の
不妊症に関する講習会でした。

実は私も青年委員です。
全然青くなくて枯葉色ですけど(笑)

規則では入会後三年間は実年齢に関係なく、
青年委員会に所属するからです。

第一部はマタニティクリニックに勤務する
臨床検査技師さんの講義でしたが、
これが凄かったです。

豊富な写真を使ってART（生殖補助医療技術）
の現状を丁寧に説明してくれました。

最近卵子の老化が話題になっていますが、
体外受精の成績、予後をみると、
39歳以下の場合は成功確率が20-40%なのに
40歳以上となると10-15%に落ちるんですねえ。
働く女性にとっては深刻な問題だと思います。

第二部は実際に不妊治療を行っている鍼灸師の
話でした。

子宮環境の改善には中髎穴からの仙骨の骨膜
刺激が有効なこと、卵巣機能改善には
陰部神経への通電療法が効果的であることが
分かりました。

早く腕を上げて不妊症にも取り組みたいですね。