扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

最後のボランティア治療

2019-12-23 21:13:59 | 鍼灸
昨日は最後のボランティア治療をいわき市内郷コミュニティセンターで提供してきました。

自宅の復旧工事も順次一段落した方から帰宅していますが、それでもまだ44世帯97名の方が避難中ということです。それに最近避難中の40代の基礎疾患のある方がうっ血性心不全で急逝するという事態が発生したばかりなので健康面の影響がでてきているのが心配ですね。


パーティションで区切られた避難所の様子。入り口にはそれぞれ「〇〇家」の名札がついています。子供たちは元気ですね~。


手作りのツリーがつらい避難生活を少しでも和らげてくれると良いですが。


こちらが治療テントの様子。このテントが優れもので携帯性抜群で設置、収納もあっという間にできます。
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インフルエンザは呼吸するだけで感染する?

2019-12-21 17:19:34 | 健康
我が地元いわき市ではインフルエンザ注意報が発令されました!

「いわき市ではインフルエンザの患者報告数が増加し、令和元年12月2日~12月8日の週から「注意報レベル」となりました。(1医療機関あたり10人以上)
昨年と比較して、約3週間早い「注意報レベル」となります。
ほとんどがインフルエンザA型です。」

インフルエンザの主な感染経路は感染者のくしゃみや咳で飛び散ったウイルスを含むしぶきを吸い込むことで感染する「飛沫感染」か、ウイルスが付着したものを触ることで感染する「接触感染」のいずれかだと考えられていましたが、しかし、感染者が呼吸するだけでウイルスが周りに拡散し、同じ部屋にいる人に感染する「空気感染」も予想以上に起こりやすいことが新たな研究で示唆されたようです。

結局予防するにはワクチンを接種する、なるべく人混みには出かけない、頻繁に手を洗う、咳をしている人には近づかない、という極めて基本的なルールを守るしかなさそうです。
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インフルエンザのおさらい

2019-12-13 21:29:11 | 健康
定期的に送られてくる地域の中核病院の月刊誌「かしまHot/hot通信12月号)にうまくまとめられていたのでご紹介します。

今年もインフルエンザの流行シーズンに入りましたが、なんと統計開始の1999年以降二番目の早さらしいですね。
いわき市は更に流行入りが早く昨年と比較して約7週間早い流行入りとのこと!
私は11月20日に65歳以上の高齢者割引を使い、1400円で接種してきました(^_-)-☆

さて知っているようで知らないインフルエンザについて復習してみました。

1.ワクチンの製造方法は?
鶏卵を使う。鶏卵1~2個から一人分のワクチンが作られる。卵の中でウイルスを培養し、免疫を作るのに必要な成分のみ抽出してワクチンを作る。ウイルスとしての働きは失われているのでワクチンによってインフルにり患することはない

2.ワクチン接種の最適時期
ワクチン接種から抗体ができるまで約一か月。接種後三か月までは効果が持続。インフルエンザ流行のピークは1月下旬から2月頃ということを考慮すると遅くとも12月中旬までにワクチンを接種

3.ウイルスもワクチンも毎年変化
インフルエンザは大きく分けると下記の通り三種類ある。毎年流行するのはA型とC型。型毎にさらに複数の種類に分類され、インフルエンザワクチンはA型の2種類とB型の2種類の計4種類に対して効果のあるものが製造されている。しかしA型はさらに毎年のように少しずつ変異しているため、一度抗体ができても再び感染しやすい特徴がある。また同じA型の中でも昨年とは違う種類の流行も考えられるのでワクチンの内容は毎年変わっている。WHOが次シーズンの流行を予測し、その情報を元に各国でワクチンを製造している。
  注)インフルエンザの種類
   A型:毎年流行する。変異しやすい。世界的に流行
   B型:毎年流行する。変異しにくい。A型に比べて軽症
   C型:症状は軽い。感染力は弱い。ワクチンの対象外

4.ワクチンの効果は?
前述のように予測と実際の流行の型が異なればインフルエンザを発症するが、ワクチンには発病を抑える効果が一定以上認められているので自分の発病を抑えることで周囲への感染リスクも低減できる。もっとも大きな効果はインフルエンザに伴う肺炎や脳症などの合併症を防止し、重症化を抑える効果があることです。特に糖尿病等の基礎疾患のある方や、免疫力の低下してきている65歳以上の高齢者は重症化しやすいためにワクチン接種が非常に重要です。

↓猫手ぬぐいを変えました(^_-)-☆
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ゆずの大好物

2019-12-10 20:32:51 | 日記
今日は我が家のゆずのちょっと変わった嗜好を紹介します♪

それは床屋帰りのご主人さまの頭の匂い!

それが分かったのは我が家にきてすぐ位の五年前。
理髪店から帰ってきて新聞を読んでいたら急に肩に飛び乗り、
頭を抱えてぺろぺろ始めました(^^;


どうやら洗髪後のヘアトニックの匂いに興奮している様子!
清涼感のある匂いですが、マタタビ成分でも入っているんでしょうか!


それから毎回床屋帰りは狙われるので中止していたんですが、今回は床屋のマスターがついいつものルーチンで使ってしまったのでそのまま帰宅。
プリンタのインク交換をしていたら匂いをかぎつけ、早速登ってきてぺろぺろ始めました


爪を立ててやるので痛いやら、くすぐったいやらでご主人様は悶絶状態です!


↓だって好きな匂いなんだもんね!

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福島県鍼灸師会創立70周年記念県民公開講座および記念祝賀会

2019-12-02 10:31:00 | 鍼灸
昨日は郡山で開催された上記の催しに参加してきました。

県民無料公開講座では下記2つの講演が開催され、一般市民の方も数多く参加されてました。
要点をまとめてみましたが、うつは「死に至る病」なので「心の風邪」と簡単に考えずに不調が続いたら放置せずに早めの受診が必要ですね。

講演1「うつ病の基本と対応のこつ」医療法人社団 志朋會 樹診療所かまりや 山田明樹先生

・うつ病は2020年には健康な生活を障害する疾患の第二位になると予想されている(第一位は虚血性心疾患)
・うつ病の日本人の生涯有病率は15%で世界と同じ。つまり国民100人あたり15人が一生の間にうつになる可能性がある。
・日本人のうつ病の発症年齢は平均40歳。生涯罹患率15%(男性10%、女性25%)←女性の方が病院に行くので数字が大きく見える。
・うつ病は患者の20~30%で症状が数か月~数年間にわたり持続する。30~50%が2年以内に再発する。そして悪化例は自殺に至ることもある。
・我が国の年間自殺者数はここのところ三万人台で推移しており、ほとんどが精神疾患を抱えている。

講演2「ストレス社会における鍼灸師の役割」明治国際医療大学 特任教授 福田文彦先生

現時点でのうつ病に対する鍼灸治療の動物実験での研究結果が紹介され、鍼通電による鍼灸治療がうつ病に効果的である可能性があるとのことでした。



公開講座終了後は記念祝賀会が開催され、永年会員表彰、ジャズライブ等もあり和やかな雰囲気でした。


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