人生初の胃カメラ体験！

29日は国保の人間ドックを受検しました。

元来、丈夫なせいかこの年になるまで胃カメラを飲んだことが
ありません。
胃カメラというと苦しい、戻しそうになる、涙、鼻水、涎が
ダダ漏れですごい顔を看護師さんに見られる、等々
全然楽しい話は聞かないので内心かなり緊張して臨みました。

技術の進歩とはすばらしいもので、カメラもどんどん小型化され、
今では鼻から入れるタイプが主流らしいです。

まずげっぷを抑制する薬を飲み、次にゼリー状の局所麻酔を
鼻からたらりたらりと垂らされます。これがのどに回るのが
ちょっとひりひりして嫌でしたね。

ほどなくして先生が登場。とてもやさしい先生で鼻から
挿入開始。最初だけちょっと痛みというか違和感があった
のみで、すぐに食道を通過。嘔吐感は全然ないですねえ。
涙も鼻水もよだれも出ずに一安心です。

カメラといっても色々な操作ができるんですね。
空気を入れて胃を膨らましたり、余分な胃液を
吸いとったりしながら胃から十二指腸までを
自在に動かしていました。

10分程度で終了し、その後写真を見ながら
説明してもらいました。
結果は軽度の逆流性食道炎、良性ポリープが
あるものの、ピロリ菌等の感染もなく、
良好な状態とのことでホッとしました。

バリウムを飲んだ後の便秘を考えたら
はるかに楽でした♪

この際なので次は大腸の内視鏡検査に挑戦
予定です(^^)

帯状疱疹の患者さん

一昨日の受付終了時間間際、40代の患者さんが
奥さんに連れられてつらそうに入ってきました。

主訴は帯状疱疹後の神経痛です。
腹部の右側がお臍から脊椎まで
ぐるっと回って広範囲な潰瘍が残っていました。
発症が3月ですから、現在は急性期を過ぎて膿瘍から潰瘍になり、
そして激しい痛みが数カ月続いているようです。

黙っていてもお臍の近くに激痛が走り、圧迫すると
楽になるということで、腹部をつまみながら
苦しそうにしていました。

『東洋医学見聞録』に治療報告がのっているのを
思い出し、参照しながら治療してみました。

腹部と背部の特に痛いポイントを囲むように
寸3-1で透刺し、10分間置鍼してみました。
とにかく触れるだけで痛みが走るとのことで
切皮、刺入も大変でした。

治療後は幾分楽になったようでしたが、
二回目の予約が入っていた今日電話があり、
痛みに耐えきれずに主治医に相談したところ、
即入院になったとのこと。

多分、自分のはり・きゅうで治るレベルじゃなかった
んじゃないかと1人ほぞを噛みました(+_+)

青木皐著『菌子ちゃんの美人法』

最近、腸内細菌と免疫の関係に興味を持ち、書籍をしらべていく
うちにタイトルの本に出会いました。

これは以前読んだ同じ著者による『人体常在菌のはなし－美人は菌で
つくられる』をイラスト等を多用して更に読みやすくしたものですね。
家族に読ませるにはこちらの方が良いかなと思い買いました。

これは女性は必見の本ですね。
人体の細胞は60兆個ですが、常在菌は皮膚に1兆個、腸内には
100兆個と圧倒的に菌の方が多いので、これらはすべて
人体の活動を緻密に支えています。

一方、現代生活は過剰な清潔指向により、「殺菌」「抗菌」
「消臭」を謳ったライフスタイルが広く浸透してますが、
著者は常在菌を上手く活かした「育菌」の生活スタイルを
取り入れることで免疫機能、肌のバリア機能、
腸の消化吸収機能が保たれ人は健康で美人になれると説いています。

　

祝、開院！

また1人（2人？）同級生が開院しました。

写真を見れば一目了然のお二人です(笑)

場所はJR国分寺駅に至近のマンションで隣に
大きな公園があり、とても閑静で
治療空間としては最適な場所だと思います。

名前は師から頂いた屋号で「孔和堂鍼灸院」と
名付けたそうです。

実力ぴか一の二人。きっと繁盛するでしょう