”鍼灸師の視点”で行った介護予防運動！

ちと古いネタで恐縮ですが(^^ゞ、今年の6月～8月にかけて
行った介護予防運動が日本鍼灸師会の会報「けんこう定期便」
9月号に掲載されました。

準備段階とか実施中は結構大変でしたが、
今となっては何もない水曜日はちょっと
物足りないです(笑)

でもなるべく多くの人にこの知識を伝えようと
思っているので明日行われる地元の卓球クラブ
の練習で下肢の筋トレを指導してきますp(^^)q

祝！『日本鍼灸へのまなざし』が日本伝統鍼灸学会 創立40周年記念学術大会賞受賞

以前、本ブログでも紹介した松田博公先生の著作
『日本鍼灸へのまなざし』が10月27,28日に開催される
日本伝統鍼灸学会第40周年記念学術大会にて
創立40周年記念賞を受賞することが決まったようです。
おめでとうございます！



あらためて本書を読み返してみると、
日本鍼灸を取り巻く状況が一目了然に
網羅されているのが分かります。

見落としているのも結構ありました(^^ゞ

例えば僕が最近読んでブログでも紹介した
近藤誠医師の「癌もどき」に関する著書。

安保理論にもとづく自律神経免疫療法により
がん治療を行っている素問八王子クリニック
の話。

そして最近福島県鍼灸師会でワークショップを
開催した鍼灸師単独法の等々が漏らさずフォロー
されています。

これは簡単に読める本ではありません。
中身が濃いです。
詳細な脚注を含めるとゆうに二冊分位の
分量になりますから(^^ゞ

日々の臨床に追われて、忘れがちな
大切な心構えを思い出すのに
ぴったりの一冊です。

金澤翔子美術館

ダウン症の女流書家であり、現在放送中のＮＨＫ大河ドラマ
平清盛のタイトルを書いたことで有名な金澤翔子の
日本初の常設館がいわき市にオープンしたので
行ってきました。

テレビで彼女を見たときも強烈な書体が印象的でしたが、
実物ももっと迫力に満ちており、感動しました。



「夢」という漢字を色々な書体で描いたコーナーが
あり、夢の持つ色々なイメージを
見事に書き表していましたね。

美術館そのものも広大な敷地と京都の龍安寺を
彷彿とさせる見事な日本庭園からなっており、
閑静なひと時を楽しむことができます。

機会があれば是非訪れて見て下さい。

鼻から胃カメラ！

今日の定休日は一年ぶりの人間ドックを受検しました。

昨年、人生初の胃カメラ体験を鼻からやって
あまりにもスムーズにいったものだから
拍子抜けした記憶があります。



今年も同じようにいくかなと思ったのが
大間違い！

鼻粘膜にゼリーの麻酔をかけていざ挿入となったら、
なぜか今年は痛い！(T_T)

それでもカメラはぐんぐん進んで食道へ。
そしたら気管を圧迫するせいか、呼吸困難に
なってしまい、とても苦しい思いをしました（泣）

結果は去年同様、軽い逆流性食道炎との指摘。
特に目立った自覚症状もないので、服薬は
しません。

バリウムは便秘になるから嫌だし、来年も
この苦しい思いをするのは嫌だし、思案中です。

検査って結構体に負担がかかりますよね！

怒涛の三カ月

いわき市から受託していた介護予防事業の
一つである「転倒・骨折予防教室」が
29日に無事最終回を終了しました。

6月から8月の毎週水曜日の午前中に90分。
合計12回の教室でした。

とにかく鍼灸師会としては県内初の試みであり、
不安一杯のスタートでしたが、事故もなく、
最終回を迎えることができてホッとしています。

人前で体操を指導するのは6人中5人が初体験であり、
汗かき、恥かきながらも次第に慣れ、
徐々に苦しみから楽しみに変わっていったような
気がします。

最初と最後で筋力を測定しましたが、
バランス能力の指標である片足立ちが
全員大きく改善され、転倒予防に
大きな効果があったことがわかりました。

≪片足立ち測定風景≫


また最終アンケートでも満足したとの
コメントが寄せられ、チーム一同安堵感と
満足感でいっぱいでした

≪朝露≫