扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

後期高齢者の患者さん

2009-07-21 08:14:03 | 日記

昨日は休みにもかかわらず、赤羽の治療院で研修でした。

ここは介護にも積極的に取り組んでいるので、後期高齢者の
患者さんがたくさんきました。

お年寄りにも「筋トレ」必要ですね。QOLの維持には治療だけでは
限界があるとのことで積極的に筋トレをさせてました
やっぱり「介護予防運動指導員」資格をとろうかな~。

ここは本当にお年寄りを大切にしています。僕が治療後のお見送りを
せずに先生の治療を見学していたら、さっそくガツン!とダメ出しを
頂きました

田舎で開業するとしたら多分お年寄りが多くモデルになりそうな
治療院なのでしっかり吸収してきます

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問診時の姿勢

2009-07-16 19:47:26 | 日記
今日は急性腰痛で来院した患者さんの問診を座位で行って、
ガツン!と指摘されちゃいました

確かに待合室からブースに案内したときもかなり
つらそうに立ちあがって歩いてこられたんですよね~。

だから座位はつらいということを、ちゃんと認識すべきでした。
別に問診は座位でないといけないということはありませんからね。

”患者さん中心の治療” 言うは易し、行うは難し。
まだまだ程遠いと身にしみましたよ
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”お疲れ様”は禁句!

2009-07-14 21:27:45 | 日記

遠距離、長時間勤務の過酷な整形外科研修も月曜で終了し、
今日からは第二ラウンドとして都内の鍼灸院での研修開始です。

山手線駅から徒歩8分という抜群の立地条件にあるこの治療院は
通院歴10年から20年のある意味患者のプロがたくさんきます。

さすがに一日90人前後の患者さんがくる整形外科とはまったく
雰囲気が違います。ここにくると鍼灸治療は「サービス」だ
というのが納得できます。

細かい指摘を色々受けながら患者さんの対応をしている中で
治療が終わり、受付にきた患者さんに思わずでた言葉が
「お疲れ様でした」。

患者さんが帰られた後に、先生から指摘されました。
「ここは治療を受けにきて癒される場所なのだから、
治療後患者さんが疲れていたらおかしい。
同僚に言うならいいが、患者さんに”お疲れ様”を
言ってはいけない」と

目からウロコでしたね~。知らずに使っていた自分が
恥ずかしかったです

皆さんはどうですか?
お帰りのときにはもちろん「お大事にどうぞ」
ですよね。

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元部下の訃報

2009-07-12 22:18:23 | 日記

直腸がんと闘っていた同じ年の元部下の訃報が届きました

享年57歳。この年齢で愛する家族を残して旅立たなければ
ならなかった彼の心境を思うとやるせないですね・・。

約三年間の付き合いでしたが、同じ年なので二人で毎日
昼食を食べ、仕事帰りには時々一杯やりながら、同世代
にしかわからない空気感みたいなものを共有していた
ような気がします。

こういう訃報に接するとあまり先のことばかり考えないで今を
完全燃焼せねばという気になります。

合掌

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80人の臨床体験! 続編

2009-07-11 19:27:05 | 日記

コメントくれた”ひょうちゃん”、”おざわ”、”みよこさん”ありがとう
ございました

怒涛の一週間が過ぎました。同年齢の相方とともに昨日の午後は
疲れもピークに達し、先生の問診中に不覚にも意識が一瞬飛ぶこと
が何度かありました(笑)

続編のキーワードは「鍼って効く!」です
今更ながら何だ!といわないでください。

整形外科の来院数は一日80~90名ですが、約半数が鍼治療を希望
します。先生は30秒から1分間の間に8本の鍼を局所および
神経の走行ラインに打ち込みますが、全く独学なのでツボも押手も
刺し手もへったくれもありません(笑)。そしてパルスを10分セットし、
これを7ブース分次々と小走りで片づけていくわけです

ある意味こんな乱暴なやりかたでも下は10歳の小学生から
上は90歳近いお年寄りまで鍼の効果を実感しています。

凄いと思ったのは、ドーゼに対する気配りですね。高速に
打ち込みながらもちょっとでも違和感を訴えると即座に
打ち直したり、極端な場合は鍼治療を中止したりと
決して無理をさせません

我々は名人芸を身近で見過ぎるあまり、それに近づこうと
配穴にこだわったりしてしまいがちですが、それを
意識しすぎて萎縮して効果を出せないよりも
もっと鍼の効果を信頼してドーゼを意識しながら
自由に打つのもいいな、と思いましたよ

コメント (2)
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