扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

乗り物酔いに効くツボ

2015-06-09 17:50:25 | 日記
乗り物酔いをしてしまう患者さんがいます。

旅行でフェリーに40分くらい乗るので
心配してました。

今までは強めの酔い止めを
飲んでも戻してしまったそうです。

東洋医学には吐き気を押さえるツボとして
有名な”内関(ないかん)”があります。

手首内側のしわから指三本分上にいった
ところで押すとズンと響く感じがある
場所です。

乗り物酔いにはもちろん、抗がん剤の副作用で
ある吐き気を押さえるのにも使われます。

そこに絆創膏に小さな鍼がついた”パッチ鍼”を
左右二か所に貼ってあげました。

そしたら旅行日の夕方「全く酔わなかった!」
と嬉しい連絡をいただきました(^^)

いつもこううまく行くとは限りませんが、
うまく行ったときは「東洋医学バンザイ!」と
心の中で叫んでしまいます(笑)
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転倒予防対策

2015-06-07 21:26:06 | 日記
5日付ブログで冷や汗体験を載せましたが、
早速本日対策を実施しました(^^)

対策前の玄関はこんな風に入口から室内に向けて
フローリングのままでした。


50cm×50cmのカーペット8枚(約2,000円)を購入し、
とりあえず動線上に貼りました。


これで滑りやすい靴下でも安心!(^^)!

96歳で骨折したら、寝たきりになるのが
ほぼ確実なので、本当に今回は危なかったです(^^;
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ヒヤリ ハット体験(*_*)

2015-06-05 21:00:36 | 日記
昨日は危うく患者さんが尻もちをついて
圧迫骨折するところでした。

ときどき来てくれる96歳の女性患者さん。

頭はしっかりしていますが、円背になっていて
杖を使っての歩行です。

いつも娘さんが付き添いで来てくれています。

玄関で靴を脱いでフローリングの院内を
歩き出した途端に、滑って尻もちをついて
しまいました。

手をつないでベッドまで誘導しようとした
瞬間で、あっという間の出来事でしたね。

年齢が年齢ですから、脊椎あるいは股関節の
圧迫骨折になってもおかしくありませんでした。

最初は打撲した腰を痛がってましたが、
何とかベッドまで誘導して治療終了。

帰りは杖をついての自力歩行が可能でした。

でも時間が経ってから痛み出すこともあるので
今日、恐る恐る電話で確認したら、問題ないとの
返事だったので一気に緊張がゆるみました(^^;

今回の教訓です。
①高齢者はスリッパを履かない人もいるので、
滑り止めのついていない靴下の場合、
フローリングは滑りやすくて危険。
→早速動線上にカーペットを敷くことを
検討。

②滑って転ぶ場合は前方より後方に尻もちをつく
ことが多い
→ベッドに誘導する場合は後ろから身体を支えながら
の方が安全

今週末にでも早速滑り止め対策をやります(*_*;
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