車はボクのオモチャ箱(c-hrlovers)

子供の頃からメカ好き、車好き、パソコン好き・・・でも、オタクやネクラではありません。

充電制御車って何?へーっ、あのステッカーじゃなくて、車検証で分かるの?!

2020-02-24 12:30:14 | 車・メカ
ホームセンターのカーコーナーでは「このステッカーがリヤガラスに貼ってある車は、充電制御用バッテリー」とポスターが出ていましたが・・・

必ずしもそうではないらしいです。

点検ついでにディーラーのメカニックさんに聞いてみました。
いろいろ教えてくれましたよ。↓

ちなみに・・・


最近の車はほとんどが充電制御車、そしてバッテリーもそれに対応しているものが新車時から装着されています。
だから、バッテリーを買い替える時に最近価格が上がったなーと感じるのは、消費税UPだけの影響ではないようです。

使えなかった500円札

2020-02-22 14:30:03 | 日記
 母の実家は、桧原村という自然豊かな美しい村で、夏休みには電車やバスで遊びに行くのが楽しみだった。そこには、祖父や仲良しの従兄たちがいた。
祖父は、山師、と言っていわゆる「木こり」だった。納屋にはクジラの赤ん坊のような形をしたギザギザ歯の鋸がいくつも壁に掛けてあった。床には木っ端やおが屑が所々落ちていた。
ぶっきら棒で無骨な祖父は、僕の顔を見ても「おうっ。」とだけ言って、仕事の手を休めなかった。それでも僕は、祖父が背中を丸めて大きな木を切っている姿が好きだった。たくましくて、強そうで、鋸がみるみる木の内部に切り込んでいくのを見て気持ちがよかった。

 小学校6年生の夏休みも、お盆が近づくといつものように電車やバスを乗り継いで田舎へ行った。待っていてくれた従兄たちと、近くの川に釣りに行ったり、裏山にセミやカブトムシを取りに行ったり、夜には盆踊りに参加して、楽しく過ごした。

 帰る日、納屋で仕事をしているお爺さんに挨拶した。
「今度、いつ来られそうじゃ。」
「そうだな、お正月はお父さんほうの実家に行くし、春休みは、中学校の入学準備があると思うからまた、来年の夏休みに来るよ。」
「そうか、じゃあ達者でいろや。」
そう言うと、腰に下げた巾着袋から皮の財布を取り出し、中にあったきれいな500円札を出した。
「これで、何か好きな物を買え。中学校へ行くんじゃからしっかり勉強せにゃな。」
お札を差し出した手は真っ黒に日焼けして、しわだらけ、傷だらけで、親指の爪は真ん中が途中まで縦に割れていた。僕はうまい言葉が見つからず、それでも精一杯の感謝の気持ちを表そうと思い、両手でお爺さんの手を包み込むようにしてお札を受け取った。ざらざらな手だったが、お爺さんの心のように温かく感じた。
「どうもありがとう。お爺さんも元気でね。」と言い、しわ一つない500円札を持ってきた日記帳に挟んで帰った。

 2学期が始まり、運動会、写生会、社会科見学、修学旅行と、楽しい行事が続き、田舎のことはあまり思い出さなかった。そのころから、授業でシャープペンシルを使う友達が何人かいて、それがめずらしく、だんだん使用者が増えていった。当時のシャープペンシルは、上の部分を回して芯を出すのもので、今のようにノック式ではなかったが、僕も欲しくなってきた。放送委員会の取材で図書室へ行って調べ物をする時や社会科見学でメモを取る時も便利だと思った。持っている友達に値段を聞くと500円だった。その金額を聞いて、お爺さんにもらったお金が頭に浮かんだ。
「シャープペンシル、買っていいかな。みんな使ってるし、便利だと思うんだけど・・・。」
「お母さんは、まだ早いと思うけどね。鉛筆でしっかり字を書いて、きちんとノート取ることのほうが大事じゃないの。」
「普段はみんなも鉛筆がほとんどだよ。でもちょっと記録したり、見学の時メモを取ったり、便利な時もあるんだよ。ねー、お爺さんにもらったお金で買うからいいでしょう?」
「まあ、勉強道具なら、いいけど。」
母からその言葉を聞いた土曜日の午後、さっそく500円札を持って文房具屋に行った。
 店内に入ってガラスケースの中に並べられているシャープペンシルを見ていると
「上に出してあげるから、握ったり、芯を出したり、紙に書いたり、いろいろやってみなよ。」と店番をしていたお婆さんが出してくれた。
その時のお婆さんの手を見てはっとした。あかぎれのような傷と親指がささくれになっていた。左手の人差し指に巻いた絆創膏は周りが黒く汚れていた。
僕は、急に田舎のお爺さんのあの傷だらけの手を思い出した。あの時くれた500円札もお爺さんの傷だらけの手で一生懸命働いて作ったお金だろう・・・そう思うと急にシャープペンシルが欲しくなくなり、財布から出しかけたお札をまた戻した。
「ごめんなさい、僕は、このお金、使えなくなって・・・。ほんとにごめんなさい。出してもらって、書いてみたのに、すみません。」
途切れ途切れにそんな意味の言葉を言った。
「ああ、いいんだよ。きっと、あんたにとって、大事なお金なんだろうね。」
優しくそう言ってくれたお婆さんの言葉もあり、帰りの自転車をこぎながら涙がボロボロこぼれて仕方なかった。
お爺さんに会いたいと思った。今すぐ田舎に行きたいと思った。電話も車も家にはまだない時代、どうしようもない気持ちで家に帰り、母にシャープペンシルを買わなかったことを話した。
「修学旅行で買ってきた絵葉書があるでしょう。それでお爺さんに手紙を書いたら。」
母に言われさっそく手紙を書いた。お小遣いのお礼、手の傷を大事にしてほしいこと、寒くなるので風邪をひかないでください、また夏休み、会いに行きます・・・そんなことを。
一週間ぐらいしてお爺さんから、返事の手紙が来た。
「元気で働いている。手の傷はわしの自慢じゃ。かわいい孫たちも、わしの自慢じゃ。お前の手紙は、わしのお守りにした。」それを読んで、僕はうれしくて、ほっと気が休まった。

 年も明け、2月になった寒い朝、一通の電報が届いた。お爺さんが亡くなった知らせだった。朝、眠るように静かに息を引き取ったということだった。お爺さんの枕元には、従兄たちが書いたであろう、誕生日を祝う色紙と汚れた巾着袋、その中には僕が送った絵葉書が入っていた。お爺さんの手を握って、最後のお別れの言葉を言いながら遠慮なく涙を流した。涙ってこんなに出るものかと思うくらい泣いた。従兄たちも一緒に泣いてくれた。
 そして僕は僕だけの思い出として、あの500円札でお爺さんが好きだった菊の花を一輪買って、棺の中に入れさせてもらった。
 今でも、僕の机の引き出しの片隅に、お爺さんからもらった最初で最後の手紙が入っている。

欲しい車が、だんだんなくなっていく、、、(>_<)

2020-02-17 15:30:54 | 車・メカ
家族の車、アルトが12ケ月点検から帰ってきた。

「なんか、やたらこのシールの新しさが目立つね―」
「そうかー、平成22年に買ったから今年で10年かー。」
「そろそろ、買い替えかな。流行りの自動ブレーキも搭載されている車がいいかも・・」
「どうせ、10年落ちの軽なんて査定付かないから、いろいろ回って値段交渉してみようよ。」
「65歳になる叔母さんの名義で買えば、シニア割引ですこし安くなるかも、、、」
「よし、みんなで手分けして、カタログ集めよう」
ワイワイ家族会議の結果、数日で近所のディーラーからそれぞれがカタログをもらってきた。

僕は、ホンダのNーONEを見てみようと思って近くのホンダカーズに行ったが、
もう生産終了と言われた。
代わりにワゴンやボックスのカタログを渡された。
学生時代、N360が人気があり、けっこうNっころの愛称でみんな欲しがった。
もちろん、僕もバイトで資金を貯めて中古ではあったがN360を買うことができた。

そんな思い入れもあり、あの頃を思い出させるスタイルのN-ONEを買い替えの候補にと思っていたが、がっかりした。
さらに、ワゴンやボックスのフロントマスクは、我が家の女性群の好みではない。
案の定「N-ONEは生産終了だってさ」と言うと
「じゃあ、フロントマスクのイケメン度から言うとミラかピスシスねー。」
「そうだね、ダイハツがトヨタのピクシスも手掛けてるって言ってたから、この辺かな。」
「どっちみち、サポカー装備付きでしょうから、あとは各社の見積もり入札させてもらおうか。」
「下取りのアルト、いくらかでも値段が付けばいいけど、無理だったら、ナビとかドラレコとか、バックモニターなどのオプションでサービスしてくれるところにしようよ。」
「賛成!ディーラーがひしめき合ってるところだし、残念ながらN-ONEがなくなるんだから、どこの車だっていいよねー。」
結局、叔母さんが65歳になる誕生日を待って、軽を購入することになり、それまでの数か月を各人に割り当てられた資金準備期間となった。
それまで、大きな故障せず元気に動いてくれるよう今のアルトに願うのはおそらく僕だけだろうが。それにつけても、買ってみようと思っていたものが無くなってしまうとなぜか気が抜ける、、、モンキー、セリカ、そして復活はしたものの一時姿をけしたRAV4。売る方にとっては大所高所からの経営判断だというのは百も承知なのだけれど。


頭の体操!?昔懐かし【音楽通論】。。。邪道教授でナイヤガラゲット!

2020-02-13 16:32:30 | 車・メカ
高校の同級生だったドライブ仲間からメールがあり
「姪っ子のJKに楽譜の長調、短調について教えてやってくれないか?確か君は選択は音楽だったよね。」
「卒業と同時に、覚えたこと学校に置いてきたよ!」と返しても
「まあ、そう言わないで、小樽のナイヤガラ持たせるから・・・」
結局、ワインに目がくらみ、承知した。

休日に姪っ子さんなるJKとその仲間たちが3人でやってきた。
自由研究のレポートのために、聞きたかったことは#や♭が付いている楽譜は、何調(ヘ長調とかニ短調)になるのかという、調べ方だそうだ。

そこで#や♭が付いていない楽譜は何調か聞いてみた。
「ハ長調ですよね」
JKの一人が答えたので
「なぜ、ハ長調かな?」
と聞くと、訳は知らないそうだ。素直な連中なので、丁寧に教えてあげることにした。
下図を見せながら、長調の主音は「ド」、音名は、イロハの「ハ」。
(詳しく言うとドレミファは階名(イタリア音名)、ハニホヘを日本音名というが、そこは理屈抜きに覚えてしまう事と伝えた)
つまり、主音の「ド」の場所にある日本音名が長調の名前になるので、この楽譜はハ長調。




短調は、曲が悲しい感じなので聞けばわかるが、ザックリ、楽譜での判断は「ラ」で終わることだ。
主音は短調では「ラ」になるので(これも理屈抜きに覚える!)
ラにあたる日本音名はイなので、「イ短調」 ↓


さて、#が1つ付くと、そこが「シ」になる(理屈抜き!)
第5線に#が1つ付いているので、その上の「上第1間」の位置がド、
イロハ・・・の日本音名は変わらないので上第1間の位置の音名は、、、
ここまでくるとJKが
「ハニホヘトだからト長調ですか!」と答えた。
グッジョブ!なので分かってきたらしく、とにかく#が付いた一番最後の#の位置がシということを教えた。そして#が4つ付いた楽譜を各自考えるよう伝えると、すらすらできた。短調も答えられたが、へ短調からは嬰(エイ)が付くがこれも理屈抜き!と伝えた。



けっこう音楽偏差値が高そうな連中なので♭もヒントだけ伝えた。
「♭が付いている場所がファになる、とすると?」

「ファが第3線なのでファ、ミ、レ、ド。。。と下がって主音のドに当たる位置はハ、ニ、ホ、ヘのへなのでヘ長調です!」

グッジョブ!なのでどうやら、分かってきたようだ。
#の時と同じように♭の場合はロから変(ヘン)が付いて変ロ長調などとなるが、
毎度の理屈抜き!でそういうものだと思うことにしてもらった。
「♭1つで短調なら、主音のラの位置はイロハニのニなので、ニ短調ですよね!」
異口同音でJK達が答えたので、しっかり理解できたようだ。♭も3と同じ理屈でとにかく最後の♭の位置がファと教えると理屈が分かったらしい。

これ以上詳しく知りたかったら、大学で音楽通論や楽典などを勉強しなさいと伝えた。
まあ、これくらいのことなら、ネットですぐ調べられるだろうにと聞いたら
「そうなんですが、読むの面倒だし、実際に聞いた方が分かるので叔父に言ったら、友人を紹介すると言われてこちを訪ねました。」
なるほど、最近のJKはしっかりしてるねー。

終了後、紅茶を出したら
「あらっ、レディーグレー!私、大好きです。おじさん、いつもこれ飲んでるんですか、案外オシャレですね!」
(案外ってなんだよ!)賑やかになりそうなので、夕方暗くなる前にお引き取りいただいた。
ナイヤガラを授業料として頂いたが、しばらくぶりに元気な連中とかかわってグターッと疲れた。このままワイン飲むとすぐ酔いが回りそうだった。
僕の小さい頃は、紅茶は日東紅茶、ワイン(当時は葡萄酒)と言えば祖母が飲んでいた赤玉だった。高校の時も変わらなかった。
そういえば、小学校の時、ト音記号の意味なんか分からなかったし、第一名前も「トン記号」とか「トーン記号」と思ってたな。そんなことのテストもなかったし。
邪道でザックリ教えたが、伝わってホッとした。


やっちまった!バッテリー上がり!!part 2(回復充電機能使ってみた)

2020-02-10 17:35:13 | 車・メカ
不注意で上げてしまったバッテリー、まだ購入して2年も経ってないので、何とかしたい。。。そういえば、充電器のマニュアルに「回復充電」なる項目があったことを思い出しました・


ダメもとで、メンテナンス(回復充電)の機能を使ってみました。
結果は、、、


これまでは、街中ならバッテリーが上がってもこれで助けてもらえた。


ところが近年のハイブリッド車からは電気がいただけないとのこと。
ジャンピングスタートのツールを買って備えるか、JAFかですかね。
とりあえず、乗り終わったらしっかり確認してからドアロックするよう心掛けたいですね。