各地で大雨の被害が出ていますね。
これから台風11号が上陸しそうです。
可能な限りできることをしたいのですが、
自然に対する無力さを感じます。
さて、今日は先日、契約した
建築のコンサルコーチングの話をしましょう。
建築のコンサルと言っても一言では言えないくらい
色んな相談を受けます。
例えば、
「一戸建てかマンションを探しているのですが、
どんなところに注意すればいいですか?」
このようなシンプルな質問では、
お客様が中古なのか新築を探しているのか分かりません。
最初、たいていのお客様は自分の情報を小出しにして
自分たちに相応しいコンサルタントかどうかチェックしています。
最低限の情報でコンサルタントの力量をチェックし、
お客様の価値基準に合わなければ
適当な質問のやりとりで二度とお会いすることはないでしょう。
当たり前のことです。
高価な買い物をするわけですから。
そんな心理戦の中で・・
私がお客様に聴くことはとてもシンプルです。
「お客様が家族と暮らすマイホームで
一番、重要なことは何ですか?」
たいていのお客様は、
一番重要なことがいくつも出てきます(笑)
家族が寛げて、部屋が広くて明るく健康的で 立地条件が良く、
スーパーや学校、駅も近くて、 庭が広く・・・
こんな感じです(笑)
私が本当に聴きたい答えがこの中に入っているか
どうか分かりません。
コンサルの仕事はお客様の要望だけを聴く仕事ではありません。
この条件の中で、何が重要で重要でないかを絞り込み、
それに関係するあらゆる専門的情報を提供する。
私の場合は、さらに深くお客様の中に入り込んでいきます。
可能な限り、お客様の家族とお会いし、
家族の価値基準を引き出すことが最も重要になってきます。
そこで発生するのが、
家族の関係性の問題です。
それぞれが自分の主張を言い出して
最終的には喧嘩になったります。
そんな時は、
マイホームの話をする前に、家族の関係性を整える
グループコーチングが必要になってきます。
プライベートな問題になるので、よほど強い信頼関係を
築かないと本音が出てきません。時間がかかる仕事ですが、
これがお客様に寄り添うことだと思っています。
お客様自身が抱えている問題を細かい部分まで引き出せれば
よりお客様の求めているものが色濃く浮き出てきます。
これは建築のコンサルに限らず、生活習慣の改善も同じです。
お客様が、プライベートなことを言い難いのでごまかしたり
良く言ったりりするとコーチングしても良い結果になりません。
自分の内にある問題点の全て吐き出せば、
コーチやコンサルタントも全力で寄り添います。
建築も生活習慣の改善も
大切な家族が関わっていますから。
信頼関係を築くためにあなたはどんなことをしていますか?
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