前回の「寝て起きたら弾けた」のまとめ
・トラウマのようになってできないことが翌日はできた。
もう一つ実例をお話しますね。
嘘のようなホントの話し
私がやっていた建築の設計で、
狭小住宅のご依頼があったのですが、
部屋の間取りで、どうしてもクライアントのご希望に添えない。
予算をアップしてもらうか、妥協してもらうか・・
過去の事例とか専門書を読みあさったり
間取りだけで丸々、一日考えていましたが
どうしても妥協案しか浮かばず、
翌日、クライアントを説得しようと考えて
その夜は早く寝てしまいました。
翌日の朝、目が覚めた寝床の中で、突然、
今まで設計したことがないような間取りのヒントが閃いたのです。
現実的に可能かどうか検討しないと解りませんが、
とにかく忘れないうちにスケッチし
すぐに飛び起き、CADを立ち上げて検討し
3時間ほどで理想的で斬新な間取りが出来上がりました。
今まで何を考えていたんだろう・・
クライアントに喜んで頂けたのは言うまでもありません。
という嘘のようなホントの話し。
前回のピアノの練習で弾けなかったコードが弾けたのも
ちゃんとした理由があったのです。
これをレミニセンス現象といいます。
睡眠をとると、集中力の低下や「飽き」、「概念」などの
記憶の整理を邪魔する要素がなくなり、
睡眠中に潜在意識の中の膨大な情報を整理し想起しやすくなる。
私の場合だったら、今までの経験や概念で間取りを考えていたのに
潜在意識の中で、建築とはまったく関係のないところにアクセスし
リンクしたことが閃きになったと言えるかも知れません。
人間の顕在意識は全体で言えば
わずか1%程度しか使われず、
潜在意識の中に99%の膨大な経験と能力があるそうです。
こういった無限の可能性を秘めた潜在意識から
能力を引っ張り出せるのは案外、睡眠の力かも知れませんね。
次回は「睡眠中に脳に働いてもらう」です。
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