今日は金曜日なので、インフルエンザ、新型コロナなどの感染状況がNIIDから発表になります。リアルタイムの情報がモデルナから発表されているので、国立感染症研究所(NIID)の情報の価値は情報が遅い分低いですが、自治体別に発表されているため、多角的に楽しむことが出来ます。
さて、2023~2024のインフルエンザシーズンも終盤に入っております。いつもの年ならもう少しスパッと減少したことが多かったのですが、今シーズンは土崩際で残っている印象です。
2024年第11週(3月11日~17日)
定点当たり:17.26人
推定感染者数:50.2万人
2024年第12週(3月18日~24日)
定点当たり:14.08人
推定感染者数:42.2万人
2024年第13週(3月25日~31日)
定点当たり:11.18人
推定感染者数:34.3万人
と、このところ、週に約8万人ずつ新規感染者が減少しています。このままの減少傾向が続いたとして、あと1か月ほど流行機関が続くことになる?いずれにせよ、相当長期間流行が続くことになりますね。
奈良県は上記3週では真っ白のままです。新型コロナの人口当たりの感染者数は全国最悪クラスなのに、インフルエンザの成績は最近良いですね。坂根医院でも、週に1人出るか出ないかと言うレベルになっています。一方コロナは週に10人近くの陽性者が出続けております。
ちなみに今シーズンのインフルエンザの最盛期は2023年第49週(12/4~12/10)
で、定点当たり:33.72人
推定感染者数:111.8万人 でした。モデルナ発表のグラフでは、頂点は12月11日になっています。