さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

ミッドライフクライシス 中年の危機 アンガーマネジメント的対処策

2017年02月07日 03時32分00秒 | キャリアコンサルティング
ユングは、40歳を「人生の正午」と名付けました。

これまで、と、これから、が変化する年齢。
現代の平均寿命で考えたなら、
現実的には、45歳くらいに当てはまるでしょうか。

メンタルヘルス研修でも、
キャリア研修でも、
ほぼ全員が、ほぼ必ず経験すること、として
必ず話すことです。

将来に来ることを見通しておくと
うまく乗り越えていけるもの。
メンタルヘルス的にも、
キャリア的にも、そして、
アンガーマネジメント的にも
有効なのは、
『知っておくこと』

心理学者ベックは、ミッドライフ以降には
4つの危機があると言っています。
①身体的活力の危機…からだが思い通りに動かない、など。
②性的能力の危機…異性にモテなくなってきた、など。
③対人関係構造の危機…周りにいる人たちが少なくなったり、変わったりするなど。
④柔軟思考性の危機…今までの方法ではうまくいかない、など。

今年の初めに、体のメンテナンスを
しっかりしようと思って、
人間ドックにいきましたが、
イロイロひっかかりまして(笑)、
この言葉を思い出しました。
身体的活力の危機だわ~、と。

「中年の危機」

もうちょっと響きの良い言葉はなかったものかしら。

血圧管理をしてください、なんて
私の人生で、耳を疑う言葉を聞きました。

ええ~?!
わたし、超ぉ~低血圧だったんですけど(笑)。
健康になったと喜んでいたら、行きすぎていたらしく。
遺伝的要素は大きいらしくて、
家族の罹患率を考えても、確かにそこは危険因子。

体の管理もしっかりできて
一人前。

アンガーマネジメントでは、
「変えられないことは、現実を受け入れて
現実的で、長期的に健康的な対応策を考える」と言います。
「変えられることは、
時…いつ、いつまでに、
方法…どうやって、どのように
程度…どのくらい、せめてどこまで
の3つを考えて努力する」と。

検査結果は紛れもなく事実。
それに、遺伝的な因子をもっているということ、
これは変えられないので、受け入れて、
今ここから未来への対応策を考えます。
対処策に必要なのは、客観的に正確な現状と事実の把握から。
血圧管理のために、まずは精密検査をして
遺伝以外に原因がないかを確かめることにしました。

未来は変えられるので、
いつ、…今日から
どうやって、…まず血圧計を購入して、正確に把握することから。
甘いものを節制します…(泣)
どのくらい、…現在130を少し越えるので、
130以内に管理する。
と決めて対応することにします。

自分の中の変化も現実も受け入れて、
自分自身ともお付き合いしていきましょう。

今後、キャリア研修や、メンタルヘルス研修で話すときに、
「中年の危機」体験者が話す現実味という強みが加わります(笑)。


コメント
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