怒りは、あなたの味方だから。 ストレスと、怒りの関係。

「ストレスと怒りって、関係が近いのですね。
仕事上、怒っている人と関わることが多くて、
そうすると、なんだか自分もイライラして、
でも、仕事なんだから、イライラしちゃいけないと思って、
しんどくなっていたのですけど、
怒りで自分を守ろうとしていたのですね。
わかったら、楽になったというか、救われたような気がしました。」

わかる、は、分けること。
と、聞いたことがあります。
分かるとスッキリしますよね。

研修の後で、わざわざ感想を言いに来てくださることも多いのですが、
楽になった、とか、気持ちが前向きになった、やる気が出た、などと
言ってくださると、登壇後の疲れも吹き飛びます。


メンタルマネジメントと、怒りは、切り離せない問題です。

それは、怒りはあなたを守るあなたの味方だから。

ストレス要因から、自分を守ろうとするときに、怒りが機能するからです。
心身の危機を感じると、あなたを守るために、怒りが機能を始めます。

例えば、５つの主なストレッサー（ストレス要因）で考えてみると、
①物理的要因…暑さ、寒さ、狭さなどに、イラッとしますよね。
②化学的要因…臭いとか、埃っぽいとか。
③生物学的要因…痛いとか、他人の咳（ウィルス）にもイライラしますよね。
④心理的要因…不安とか、焦っていても、イライラします。
⑤社会的要因…人間関係や、仕事の立場など。理不尽な要求にイラッとすることも。

怒りを悪者にしないでください。

怒りは、あなたを守るために、あなたにアドバイスしているんです。
心身の危機だよ、
ストレッサーと、闘うの？それとも、逃げる？って。

自分が感じている怒りを、大事にしましょう。

怒りは、あなたの味方だから。