新型コロナウィルスの影響が、
こんなに長引くとは、予想外でした。
そして、こんなにコロナ、コロナと言っているのに、
不要不急の外出は控えると言っているのに、
ライブハウスに行く人がこれほどいたとは、驚きです。
基本的に喋らない満員電車で、感染するかもって恐れているのに、
歌い、歓声を上げる、狭い空間のライブハウスに行くとは
危機意識が薄い、危機感が無さすぎだと思わざるを得ません。
案の定、クラスター感染しています。
十数年前、「アウトブレイク」という映画がありました。
その映画を観たときの、毛穴が開くような空恐ろしさを覚えています。
こういう映画を今放映したら、パニックになるでしょうけど、
普段から知っておくこと、
警告として、想像できること、知っておくこと、知識って大切だと思いました。
さて、このコロナショックで、
ある意味、働き方や教育が、変わり目となりそうです。
それと、リスクマネジメント。
どんな備えをしておくのか。
VUCAに備えよ、と数年前から話題になっている単語「VUCA」。
「VUCA」とは、
Volatility(変動)、
Uncertainty(不確実)、
Complexity(複雑)、
Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語です。
これら四つの要因により、現在の社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表す言葉です。
突発的な変動(Volatility)が多く、
不確実(Uncertainty)で、
複雑(Complexity)
かつ曖昧(Ambiguity)な
今の時代=VUCAの時代には、入念にシミュレーションしても、想定を超える事態が次々と発生します。
環境変化は予測不能であり、企業も個人も、臨機応変に対応することしかできません。
まずは、変化に強い自分自身をつくっておくこと。
予測困難な時代に、安定はないし、安全は備えておかないと降ってくるわけではない。
日々のトレーニングとしては、
どのような状況でも、チャンスととらえる考え方を持っておくこと。
まずは、チャンスだと決めつけて考えること、
そして、この状態をどんなチャンスとして使えるかと考えること。
これが、VUCAの時代を乗り越えていく力となるでしょう。
チャンスとして捉える力と、単なる楽天家は、異なるものです。
単なる楽天家は、冒頭で述べたように、大丈夫だろうと備えない人たち。
周囲にも悪影響を与えてしまいます。
単に慎重でもなく、単に楽天的でもない。
VUCAに対応できることが、今の時代に求められていると実感する昨今です。
※VUCAという言葉については、「日本の人事部」の記事を参考にさせていただきました。
https://jinjibu.jp/keyword/detl/830/