安定を望むタイプの人々にとって、
経済もショックを受けている、この状況は、とても居心地の悪い状態でしょう。
一方で、変化に強いタイプ、変化を楽しめるタイプの人々にとっては、
不謹慎な言い方をすれば、危機を乗り越えるエネルギーが沸いてくるような状態かもしれません。
もともとのタイプによって、状況の受け止め方が違います。
生来のタイプというものは、利き手と同じで、生涯変わりませんが、
能力として利き手じゃないほうの手も使えるようになるのと同様に、
能力として、タイプじゃないエネルギーの向け方をトレーニングすることも可能です。
昨日書いたように、チャンスとして考える、というような
解釈や思考を柔軟にするトレーニング方法もありますし、
アンガーマネジメントでもご紹介している、ブレイクパターンのように、
行動をすることで認知をかえて、練習する方法もあります。
例えば、日ごろ、やってみたいとは思っていたけど、日常ではやれていないこと、
ちょっとした冒険をあえてやる、ということも
自分の枠を超えるトレーニングになり、変化への許容の幅が広がります。
在宅勤務をしたり、時間差勤務をしている今、
やりたいと思っていたけど、まだやれていないこと、何かやってみませんか?
山登りをして、山頂で珈琲を飲んでみるとか。➡これいつかやってみたい私(笑)。
庭にテント張って寝てみるとか、車で旅に出るとか、
他国の言語を学んでみるとか、
部屋のインテリアを変えてみるとか。
普段できてないなぁ~、やってみたいと思っていたんだけどなぁ、と思っていることの中から、
まずは、すぐにできそうなことから、選んでやってみたらどうでしょう。
枠を超えることに慣れてきたら、少しずつ冒険して、変化に強い自分に鍛えてみましょう。