いろんな金地金業者のサイトにこんな説明があります。一例を紹介します。
人類が金を手にして以来、6000年の間に採掘された金の総量は約17万トンといわれています。これはオリンピックの公式プール約3杯分。結構ある?と思われがちですが、実は非常に限りある資源です。WGCの調査によれば、地球上に残る金の総量は残り約7万トン前後と言われています。これはプールに換算すると約1杯半。つまりあと1/3しか残されていません。更にこの7万トンは、地下数千メートルの採掘困難な深い鉱脈や、活動中のマグマ、海水中に溶けている金を含めての量なので、実際に採掘可能な金鉱脈から入手できる量はもっと少ない数字になります。
これは、非常に不正確な記事です。今の人類から見れば、確かに地球全体に金は23万トンしか存在しないに等しいような状態です。含みのある言い方ですが、つまり、人類に今までに採掘された金の量と、これから今の技術で採掘可能な金の総量が、23万トンなのです。地球という惑星全体に存在する金の量は、決して23万トンではありません。
そりゃ、そうですよね。もし、地球全体に金が23万トンしか存在しないならば、その3割以下しか、人類には採掘できなかったはずです。既に17万トンも採掘された、という事実と矛盾します。なぜなら、地表のうち、陸地の占める面積は3割しかないからです。実際には、地下深くにあったり、鉱山や砂漠にあったりで、採掘できた量は、さらにさらに減ってきたでしょう。
では、どれだけの金が、この地球には存在しているのでしょうか。
アメリカ商務省の一部門、米国立海洋局の推計によると、海洋と海底には、2000万トンもの金が存在しているようです。さらに、地下数千キロ、地球の内核には、1.6兆トンもの金が存在するようです。
金の埋蔵量は、残りプール一杯分しかないので、金を持っておくと、決して価値が減らない・・・とは、よく言われます。それは、今の技術では事実に近いかもしれませんが、決して正確な情報ではありませんので、未来には大いに変わる可能性がありますので、注意なさるようにして下さい。地球には、その700万倍の金が存在しています。海洋と海底だけで、その100倍もの金が存在しています。
出典
そりゃ、そうですよね。もし、地球全体に金が23万トンしか存在しないならば、その3割以下しか、人類には採掘できなかったはずです。既に17万トンも採掘された、という事実と矛盾します。なぜなら、地表のうち、陸地の占める面積は3割しかないからです。実際には、地下深くにあったり、鉱山や砂漠にあったりで、採掘できた量は、さらにさらに減ってきたでしょう。
では、どれだけの金が、この地球には存在しているのでしょうか。
アメリカ商務省の一部門、米国立海洋局の推計によると、海洋と海底には、2000万トンもの金が存在しているようです。さらに、地下数千キロ、地球の内核には、1.6兆トンもの金が存在するようです。
金の埋蔵量は、残りプール一杯分しかないので、金を持っておくと、決して価値が減らない・・・とは、よく言われます。それは、今の技術では事実に近いかもしれませんが、決して正確な情報ではありませんので、未来には大いに変わる可能性がありますので、注意なさるようにして下さい。地球には、その700万倍の金が存在しています。海洋と海底だけで、その100倍もの金が存在しています。
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