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トランプ大統領の就任

2025-01-24 22:05:22 | 時事
 最近、ブログの投稿に時間が割けず、すっかりご無沙汰していました。スケジュール管理を上手にして、なんとか書き続けていこうと思います。これまでも、非常に多忙の時期は、半年お休みしたり、一年休止にしたりなどあったのですが・・・。

 さて、トランプ大統領が正式に就任しましたね。就任式は、勿論、見ていました。大統領就任、おめでとうございます。

 トランプ政権についての私の関心事は、モンロー主義と保護主義の問題(つまり軍事面と経済面)、そして、仮想通貨政策です。前者は何度も何度もこのブログで話題にしたと思います。ですので、今回は最後者についてのみ、書きたいと思います。

 トランプ大統領、ビットコインを連邦銀行の外貨準備にすることを検討し、ビットコインやイーサリアムなど信頼できる仮想通貨運用の制度作りを本格的に行うと声明しています。どうして、ビットコインが信頼されるのか、そして、どうしてビットコイン価格が上がるのか、それも複数回書きましたが、以下のような理由によります。私の過去の記述を再掲します。

それ自体は無価値ですが、希少性、安定性、公正性があるようです。発行量が決まっていて、システム的に量が限られています。また、世界中の多くのパソコンがマイニングしているので、改ざんは不可能に近く、同じ理由で存在が安定しています。どこかの国や会社が消えれば、存在が消えるわけではありません。世界中のマイナーやノードのPCの中にバックアップがあるわけだから。そういうわけで、一旦価値が認められてしまうと、引く手あまたになるシステムのようです。

ビットコインがどうして高値を付けるのか
 なおビットコインは、世界中の多くのパソコンがマイニングと呼ばれる取引計算を常時しており(その報酬として彼らは微量のビットコインを貰える)改ざんは不可能に近く、かつシステム的に存在できる量が決まっており、送金や携帯は、貴金属の金よりずっと容易ですので、そこに資産価値がついてしまい、いまや資産保全の手段となっているようです。マイニングによって、一応数は増えるのですが、その報酬は決まった量の発行ごとに半減していき(予定総量2100万BTCのうちの、半数が発行されるごとに半減期を迎える)、やがてゼロになります。半減期と呼ばれ、だいたい4年おきに訪れます。そして、手数料報酬だけになりますが、その頃には大きな資産価値になっているので、手数料報酬だけでもマイナーは仕事が成り立つであろう、というコンセプトのようです。そして、今のところ、その通りになっており、要するに、存在できる量が決まっているからインフレ耐性があり、かつ扱いやすいので、資産保全の手段になった、という結果です。発行主体は、世界中にいる何百万人というマイナーのパソコンであり、特定の企業や国ではありませんので、どこかの会社が倒産したり、国が潰れても、ビットコインが消えてなくなることはありません。というように、在来の株やもしくは法定通貨を凌ぐかもしれないと言えるほどの、非常に強い存在の安定性があるのです。1BTCが高額過ぎるから通貨としては使いにくいのではないか、という批判もあるようですが、0.001BTC、0.00001BTCというように理論上、いくらでも細分化できるシステムになっていますので、その心配は全く杞憂と言えます。


 私自身が、保有をしたり、扱っているのは、言うまでもありません。また、何度も購入を勧めたこともあると思います。

 ビットコインへの偏見は捨てましょう。希少性、安定性、公正性のあるシステムですので、一度値がつくと、価値を失いにくいのです。際限なく発行される円やドルよりも、今はむしろ、信頼されつつあります。

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 なお、トランプ大統領は、ビットコインの成功にあやかろうとしたのか、自分の経営する会社に「TRUMP」という仮想通貨を作らせて、大統領に就任する直前に売り出したようです。価格は、販売開始後、2日くらいで数十倍になり、その後は、半減して今は低迷しつつあります。これは、危ないですね。トランプの資金調達の手段でしかないでしょう。






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