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米大統領選、バイデン氏が勝利 (WSJ)

2020-11-08 18:36:31 | 時事
米大統領選、バイデン氏が勝利 (WSJ)

 米大統領選でジョー・バイデン前副大統領が270人を超える選挙人を獲得して勝利した。AP通信が7日、伝えた。バイデン氏は新型コロナウイルス対策を重点課題に掲げ、分断の深まる米国の結束を訴えてきた。今回の大統領選では両候補に記録的な数の票が投じられた。

 AP通信はバイデン氏がペンシルベニア州を制したことを受け、第46代大統領に選出されたと報じた。その後、やはり接戦となっていたネバダ州でもバイデン氏が勝利したと伝えた。

 現職のドナルド・トランプ大統領はこれまで敗北を認めていない。トランプ陣営は複数州における集計プロセスを巡り提訴しているが、仮にトランプ陣営に有利な判断が下ったとしても、州ごとの集計結果が大きく変わるかは不透明だ。

 バイデン氏の勝利によって、カマラ・ハリス上院議員(民主、カリフォルニア州)が初の女性副大統領となることが決まった。ハリス氏はインド系、また黒人女性として初めて主要政党の副大統領候補に選ばれていた。来年1月に就任した時点で、大統領の継承順位において過去最高位の女性となる。

 バイデン氏は「米国の人々が私と次期副大統領のハリス氏に信頼を託してくれたことを光栄に思う」とする声明を公表。「前例のない困難に直面する中、記録的な数の米国人が票を投じた。民主主義が米国人の心の奥底で脈打っていることが再び証明された。選挙戦が終わった今、怒りと痛烈な弁舌を過去のものとし、国家として一つになる時が来た。米国が団結する時だ。そして修復の時だ」と述べた。

 一方、トランプ氏はこの日、自身が所有するワシントン郊外のゴルフ場に到着した後「ジョー・バイデンはいかなる州の勝者としても認定されておらず、必須の再集計に向かう激戦州や、われわれの陣営が合法的な異議申し立てをしている州では言うに及ばずだ」とする声明を出した。

 さらに「選挙法の完全順守と正統な勝者の就任を確実にするため、陣営は9日から法的措置を進める」と述べた。

 AP通信の集計は各州が認定するまで暫定結果として扱われる。選挙人団は12月に投票し、最終結果は来年1月に議会で発表される。

 バイデン氏の勝利によって異例の選挙戦が幕引きを迎える。ウイルス流行のさなかに大統領選が実施されたのはおよそ100年ぶりのことだ。今回は期日前投票が約1億票に上ったとみられている。

https://jp.wsj.com/articles/SB11080542501429384505704587084760542296928




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