『聖ドミニコ・サヴィオ - 小さな巨人』企画:デルコル神父、文:江藤きみえ、2
小さなこどものみなさん、大人になるまで待たなくても、すばらしい人になれる道が一つありますよ。どんな道でしょう。この道を歩いたのは、一体、だれでしょう。
それは、「小さな巨人」と呼ばれている子どもです。では、これからその人のことを紹介しましょう。
でも、この巨人は、スポーツの巨人ではありませんよ。世界中の子どもに、神さまが、お手本として見せたいと望んでいらっしゃる聖徳の巨人のことです。
この子は、小さいときから、自分の名を呼ばれるのがうれしくてたまりませんでした。なぜなら、ドミニコというこの子の名が、「主のもの」という意味であると聞かされたからです。サヴィオという家族の姓も、「賢い人」という意味をもっていたから、なおさらです。1842年4月2日、ドミニコ・サヴィオは、トリノの町はずれにあるリヴァという小さな村に生まれました。鍛冶屋のカルロさんがおとうさんで、仕立屋のブリジダさんがおかあさんです。
ドミニコちゃんは、清い愛の家族にひとりの妹をもっています。おかあさんは、子どもたちが、お話しできるようになるといいました、「ねえ、いい子だから、おかあさんのいうとおりにいってごらん」
兄妹は、おかあさんの膝によりかかって、じっと、くちびるを見ました。
「天にいらっしゃるおとうさま、どうぞみんなが、あなたを大事にしますように。わたしたちを天国に連れていってください。天国で天使やよい人たちが、あなたのいうことをきくように、地上でも、みんながあなたのいうことをききますように。今日もわたしたちに心とからだの食べものをください。わたしたちは、いじ悪されても、許してあげますから、わたしたちの悪かったことも許してください。わたしたちが悪いことをしないように、教えてください」。兄妹は、一生懸命おかあさんのあとからくり返しました。
よろしければ、フェイスブックのカトリックグループにもご参加ください。FBではここと異なり掲載が途切れることもありません。
小さなこどものみなさん、大人になるまで待たなくても、すばらしい人になれる道が一つありますよ。どんな道でしょう。この道を歩いたのは、一体、だれでしょう。
それは、「小さな巨人」と呼ばれている子どもです。では、これからその人のことを紹介しましょう。
でも、この巨人は、スポーツの巨人ではありませんよ。世界中の子どもに、神さまが、お手本として見せたいと望んでいらっしゃる聖徳の巨人のことです。
この子は、小さいときから、自分の名を呼ばれるのがうれしくてたまりませんでした。なぜなら、ドミニコというこの子の名が、「主のもの」という意味であると聞かされたからです。サヴィオという家族の姓も、「賢い人」という意味をもっていたから、なおさらです。1842年4月2日、ドミニコ・サヴィオは、トリノの町はずれにあるリヴァという小さな村に生まれました。鍛冶屋のカルロさんがおとうさんで、仕立屋のブリジダさんがおかあさんです。
ドミニコちゃんは、清い愛の家族にひとりの妹をもっています。おかあさんは、子どもたちが、お話しできるようになるといいました、「ねえ、いい子だから、おかあさんのいうとおりにいってごらん」
兄妹は、おかあさんの膝によりかかって、じっと、くちびるを見ました。
「天にいらっしゃるおとうさま、どうぞみんなが、あなたを大事にしますように。わたしたちを天国に連れていってください。天国で天使やよい人たちが、あなたのいうことをきくように、地上でも、みんながあなたのいうことをききますように。今日もわたしたちに心とからだの食べものをください。わたしたちは、いじ悪されても、許してあげますから、わたしたちの悪かったことも許してください。わたしたちが悪いことをしないように、教えてください」。兄妹は、一生懸命おかあさんのあとからくり返しました。
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