クラッシクカトレヤ－１

Rlc. R. Nakayana ' Okayama '
品種名の通り、中山林之助氏作出のカトレヤです。ＲＨＳ登録が１９５２年となっています。戦後間もないころの登録です。
６７年前です。私が生まれる前です。兄弟株に ' Manmoth (マンモス) 'と言う巨大輪が咲く有名個体があります。
' Okayama (岡山) 'と言う個体はほとんど見られないレアーな個体と思います。現在、見慣れている整形花ではありませんがリップが大きく、黄目が入り、ペタルとリップの色彩バランスも良いです。品種改良が少ないためか原種の成長を留めています。２次成長はほとんどしません。４月中旬あたりから新芽の成長が始まり、晩秋にはリッパなシース付きバルブが完成します。しばらく休眠に入り翌年１月中旬頃からシース内にツボミが上がり始め２月中旬あたりに開花します。
Rlc. R. Nakayanaと言う品種は幾つかの個体名が有りますがいずれの個体もバルブがほぼ素直に成長するようです。手間が掛かりません。良いことです。