C. Gila Wilderness ' Grandure ' （株No.1650）

C. Gila Wilderness ' Grandure ' 　（株No.1650）
今年も開花しました。２輪花です。今年は１次成長のみで２次成長はしませんでした。ＧＷ頃より新芽が成長を開始、晩夏にはシース付きでバルブが完成しました。バルブは細身ですが細い割にはやや長く伸びます。開花時、ステムがやや弱いので支柱をしました。そのためか花の開きが少し悪くなりました。やや手間が掛かるカトレヤですが白赤の色彩が気に入っていますので残しています。

C. intermedia aquinii ' No.1363 ' x Rlc. Triumphal Coronation ' Seven Star ' （株No.2523）

C. intermedia aquinii ' No.1363 ' x Rlc. Triumphal Coronation ' Seven Star ' （株No.2523）
この交配は既に兄弟株が開花しています。本品はこの個体の初花です。１０月上旬に３輪花で開花しました。先日、紹介しました株Ｎｏ．２３９５と兄弟株ですが開花した花は全く異なります。株Ｎｏ．２３９５はC. intermedia aquinii ' No.1363 'の影響がたいへん強く出た個体でクサビ花ですが本品はRlc. Triumphal Coronation ' Seven Star ' の影響がたいへん強く出た個体でクサビは有りません。実生の面白さが凝縮されています。

C. intermedia aquinii ' No.1363 ' x Rlc. Triumphal Coronation ' Seven Star ' （株No.2395）

C. intermedia aquinii ' No.1363 ' x Rlc. Triumphal Coronation ' Seven Star ' 　（株No.2395）
昨年、９月下旬に初花が１輪花で開花しました。この交配はクサビ花がなかなか出ませんが本個体はクサビ花でしたので残しました。初花は芯柱は異形でした。バイラス？、気になりましたが１月中旬に植替えしました。先端３バルブを４Ｂ素焼き鉢水苔植替えしました。１次、２次と成長し１０月上旬、２次の方がシース無しで２輪花で開花しました。残念ながら左右２輪花とも芯柱が異形です。株の成長はバイラスぽさは全くありません。

Rlc. Hawcella ' Kajita ' （株No.2011）

Rlc. Hawcella ' Kajita ' 　（株No.2011）
今年も開花しましたがかなり作落ちしました。本品は強健で成長が良く素直な株となります。先端バルブが６Ｂ素焼き鉢端からはみ出し始めましたので２月上旬に株分けしました。先端２バルブを４．５Ｂ素焼き鉢水苔植替えしましたがさすがに２バルブ植えですと作落ちです。通常は３輪花咲きですが１輪花でひ弱な開花です。今シーズンは１次、２次と成長し４バルブ株となりましたので来シーズンは良くなると思われます。

C. mossiae ' Fabio Nahas ' （株No.2471）

C. mossiae ' Fabio Nahas '　（株No.2471）
私の温室で初めて開花しました。この個体は今年の１月末に業者さん（ＳＯ）から３．５Ｂ素焼き水苔植え品を頂きました。新芽が成長し始めていましたので２月中旬に４Ｂ素焼き鉢水苔植え換えしました。（鉢増し）その後はほとんど気に掛けていませんでした。１０月になってシースからツボミが４つ出ていることに気が付きました。この季節にC. mossiaeが咲くか？ツボミは成長途中で１つ枯れましたが１０月１１日に３輪花で開花しました。花を確認するとC. mossiaeです。狂い咲きのようです。株が出来れば毎春に開花するものと思います。