2015年2月1日
静岡がんセンターにて「がん患者を支える歯科衛生士のための講習会」に参加しました。
静岡がんセンターでは、がん患者の地域歯科医療連携のため、平成18年より「がん患者の口腔合併症と歯科治療講習会」を開催、がん患者を口から支える口腔ケアに取り組んでいます。
がんの部位、治療内容によっても違いがありますが、口の中への影響は想像より酷く、がん治療時の口内炎発症率は、抗がん剤治療で40%、造血幹細胞移植で80%、頭頸部放射線治療では100%。その原因は本来なら発揮されるべき自己免疫作用や自浄作用が、がん治療の副作用により妨げられ汚染することにあります。
口腔ケア、セルフケアが出来ていることにより、口腔細菌の増殖を抑え、人工呼吸器関連肺炎、術後創部感染の予防効果につながり、口内炎などの副作用が軽減され、がん治療を予定通り遂行し、しいては、医療費への影響も抑えられることでした。
がん患者にとって「口の中をきれいに維持すること」は困難ではありますが、健常人より必要、不可欠なケアです。
歯科衛生士の役割として、患者さんがセルフケアが出来るように指導していくことの大切さを強く思いました。
静岡がんセンターにて「がん患者を支える歯科衛生士のための講習会」に参加しました。
静岡がんセンターでは、がん患者の地域歯科医療連携のため、平成18年より「がん患者の口腔合併症と歯科治療講習会」を開催、がん患者を口から支える口腔ケアに取り組んでいます。
がんの部位、治療内容によっても違いがありますが、口の中への影響は想像より酷く、がん治療時の口内炎発症率は、抗がん剤治療で40%、造血幹細胞移植で80%、頭頸部放射線治療では100%。その原因は本来なら発揮されるべき自己免疫作用や自浄作用が、がん治療の副作用により妨げられ汚染することにあります。
口腔ケア、セルフケアが出来ていることにより、口腔細菌の増殖を抑え、人工呼吸器関連肺炎、術後創部感染の予防効果につながり、口内炎などの副作用が軽減され、がん治療を予定通り遂行し、しいては、医療費への影響も抑えられることでした。
がん患者にとって「口の中をきれいに維持すること」は困難ではありますが、健常人より必要、不可欠なケアです。
歯科衛生士の役割として、患者さんがセルフケアが出来るように指導していくことの大切さを強く思いました。