兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

横浜に行ってきました。

2007-11-30 23:56:19 | 勉強会BSC
11月25,26日とパシフィコ横浜にてBSC矯正学会が開催されました。

みなとみらい駅は数年前にデンタルショーで行きましたが、そのときは工事中でした。現在は東横線とみなと未来線がつながり、渋谷まで特急なら30分足らずで行ってしまう便利さにびっくりでした。

田舎の開業医に勤めておりますと、歯科業界がこんなに進歩いているという現実からつい離れがちになりますが、そんな私に一時的にでも感動をいつも与えてくれるのが、このBSC学会です。
しかも、スタッフはドクターと比べてかなりの破格で参加できます。

今年のテーマは「明日への指針」
矯正歯科医50年のGugino先生は、矯正治療で一番大切なことはEarly treatment
アメリカの矯正医Stephen Tracey氏の講演では 一人一人にカスタマイズされたブラケットやワイヤーが使われ、そのテクノロジーにびっくり。また、上顎骨にミニスクリューインプラントにてアンカーをつけて顎の傾斜を治すということろへ来ています。

矯正と関連したぺリオやエンドの講演もありました。ぺリオではエムドゲインと自分の削った骨を移植して再生医療をしています。

「溶けてしまった骨は戻りません」なんて患者さんに説明してはいけない時代になりました。「お金をかければ、戻る可能性があります」といわないと。。。(笑い)
エンドは、肉眼の限界を補う最新技術は、マイクロスコ-プとCT画像を参照し、歯内組織が複雑で神経も枝分かれしている普通なら諦めてしまう部分まで、レーザー光線と、米国専門医の愛用する薬液を使用して、バクテリアと神経をきっちり除去するテクノロジーの導入で飛躍的に進歩しています。リーマーを持つ指の感覚や長年の勘は??全く違ったエンド治療を見ることが出来ました。ただし、保険外です。

一般歯科に勤務するスタッフとしては、遠い未来ではありますが、理想として
このようなイメージがあるのとないのでは大違いと思います。
目指すものがあってこそ進歩があると思えます。

ただやはり、伊豆に帰ってきて過去にワープしたような、いえいえ未来から現実に戻ってきたようなそんな気分です。

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知覚過敏を探る・・・化学の力を信じよう

2007-11-13 00:39:25 | 勉強会
深川優子先生の「知覚過敏症を探る」~患者さんの痛みを共有するために~を聴いて、
人体の神秘であるエナメル質、象牙質、セメント質の構造から化学的に痛みを分析し、知覚過敏の病理とメカニズム、さらに、知覚過敏症の症状がでてしまったときの対策まで、1時間という短い時間の中での講演でたぶん先生も話し足りなかったではないかしらと思いました。
知覚過敏という「しみる」という患者さんの切実な訴えを、シュミテクト等の硝酸カリウム配合の歯磨剤やMSコート等の知覚過敏抑制剤を塗布することで、和らげることが出来るのなら、使わなければと十分思いました。
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歯科衛生士研究会「知覚過敏を探る」 患者さんの痛みを共有するために

2007-11-11 17:04:59 | 勉強会
 11月10日(土曜日)、静岡県保険医協会主催(東部地区)三島グランドホテルにて、講師深川優子先生(第一生命保険総合会社日比谷診療所・主任歯科衛生士)をお招きし、「知覚過敏を探る」の演題でサンメディカル共催の講演会が開催されました。
知覚過敏はただ硬い歯ブラシでごしごし擦ったから起こるというような、単純なことではなく、そのメカニズムは奥深いものでした。以前まだ痛みの原理がよく解らなかったころは、「エニグマ」不可解な、なぞめいたというドイツ語だそうですが、そのように表現されていたとのことでした。

この虫歯でも歯周病でもない「しみる・痛い」この象牙質知覚過敏をよく理解するために、まず口腔組織、エナメル質、象牙質、セメント質の歯質をよく理解することから講演は始まりました。
生体はすべて上皮によって覆われています。エナメル質は外胚葉由来の組織ですから、上皮と考えその表面はとても硬くそのエナメル質が歯ブラシや歯軋りなど、様々な刺激で喪失し象牙質が露出して痛みを感じるようになるわけですが、どうして象牙質が露出すると痛みをかんじるのか?ここには、この象牙細管に満たされている液体が動くことによって痛みが起こる動水力学説が広く受け入れられているということでした。

知覚過敏を治療する上で一番大切なことは、しみるという症状に対し、生活習慣を含めたあらゆる面からの質問と触診やエアー、振動による歯の限定をし、診断をしたら、セルフケアを中心とした保健指導を優先し、患者さんの生活習慣にあったアドバイスをしていきます。が、歯ブラシ指導や、歯磨剤など抑制、PHの低い食品を避けるなどの患者さんに自然治癒を期待して、1週間我慢してもらうよりMSコートなどの知覚過敏抑制剤を塗布することにより、象牙細管を閉塞し、患者さんのQOLの低下を防ぐためにも、まず痛みを取ってあげる事が大切と深川先生のチームは考えます。
最近、頻繁に行われるステイン除去やホワイトニングも、知覚過敏の発症と密接な関連があります。また、最近はやりのお酢の摂取なども、口腔衛生には逆効果であり、チュアブル錠やトローチ錠などの糖を口腔内からの摂取することによる薬害。
摂食障害や磨耗、不適切な歯ブラシ、食いしばり等、なども知覚過敏の原因になりかねない。それらに対しての対策などの話も含めて、1時間では消化できないほどの内容でした。
患者さんが、一刻も早くこの症状から開放され、QOLの低下を防ぐこと。
セルフケアからプロフェッショナルケアの順に拘らず、MIにフォーカスしたプロフェッショナルケア。歯ブラシや歯磨剤の特性を熟知し、患者さんの痛みを理解できる医療従事者になって欲しい。という深川先生の言葉で終わりました。

これから水が冷たい季節になりますが、今年の夏は例年より暑かったため冷たいものを食す機会が増え、例年以上に知覚過敏用の歯磨き剤が売れたという報告がありました。現在4人に1人は知覚過敏で悩んでいるということですが、知覚過敏の患者さんがこれ以上大切なエナメル質を喪失しないためにも、知覚過敏を理解してもらい、MSコートの力を借りながら、歯ブラシ指導に頑張らなければとと思いました。



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山梨 信玄・勘助の歴史とワインを訪ねる旅

2007-11-04 15:48:07 | Weblog

11月3日山梨・信玄・勘助の歴史ツアーに参加しました。
静岡保険医協会主催で文学博士である藤岡武雄先生を講師に向かえ、毎年行われている歴史探訪です。

7時15分三島に集合。東名御殿場から中央道に入り、小淵沢へ、風林火山館ロケ地を見学し、八ヶ岳チーズケーキ工房へ、チーズケーキの試食がちょっとだけですがありました。ここでは、サワーチーズケーキが美味しかったです。
昼食は石和温泉のホテル京水荘にて、温泉も堪能して、食後はマルスワインにて食後の試飲を楽しみ、ワインやチーズお土産をたくさん買って、最後に武田神社に参拝し、商売繁盛、家内安全を祈願し、充実したバスツアーでした。
ガソリン代が急騰し、マイカーではなかなか出かけられなくなってしまいましたので、年に1度の楽しみになっています。

写真は、七五三で賑わう武田神社です。
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11月の畑

2007-11-04 15:16:13 | Weblog

大根、白菜、キャベツ、ブロッコリー、ネギと冬野菜は順調に育っています。\(^o^) / 
しかし、11月とは思えないこの暖かさに、青虫が大発生!
モンシロチョウがかわいく飛んでいますが、彼等の卵は天敵です。
葉っぱがあっという間に、穴だらけになってしまう被害もでています。


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サツマイモの収穫

2007-11-04 15:09:34 | Weblog
サツマイモ収穫第二段。
例年より、遅い出来です。
大きさや配当もそれほど良くはありません。
これも、温暖化の影響でしょうか。
苗は、近くのスーパーで買ったものですが、、、
金時にしては、甘みが足りません。
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