2009年7月12日(日曜日)
保険医協会主催・三島市商工会にて市民公開講演「認知症にならないための予防対策と、認知症が始まっても重度認知症には陥らせないための早期対策」と題して、日本早期認知症学会理事長金子満雄先生の講演が行なわれました。
まずは自己診断で単なる老化現象かをどうか、チェックしてみましょう。異常がなければ1年は大丈夫とのことでした。
ボケは心の生活習慣病で、ボケの兆しは笑顔がなくなること。
ボケ始めはもの忘れではなく、意欲の減退・積極性・機転の低下に要注意ですという話から始まりました。記憶の分野は側頭葉、痴呆は前頭前野の故障からおきるもので、記憶力は60過ぎれば、20代の半分に落ちるのが正常とのことでした。ちょっと安心
ボケは左脳エリートに多く起こりやすいなど、右脳を使った遊びが大切で感性を刺激して、生活が意欲的になるように家族の支えが必要というお話でした。
「認知症は治らない」といわれてきましたが、それはあまりにも進みすぎた重度の認知症を指していて、先生が診察した1万9千人の痴呆のお年寄りの大部分は老化廃用型認知症(現在アルツハイマー型と呼ばれているもの)で、軽度・中度の時期に手を打てば、大部分の症例で回復させる可能性があるそうです。回復が困難な血管性痴呆やアルツハイマー病その他の痴呆は、合わせて10%前後程度という報告でした。
ボケないために、散歩をし足腰を鍛え、道に咲いている花の名前を覚えて、大きな声をだして歌を歌い、ゲームやスポーツで友達と楽しむ生活をしていたらボケないそうです。そして、それを実践している金子先生でした。
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保険医協会主催・三島市商工会にて市民公開講演「認知症にならないための予防対策と、認知症が始まっても重度認知症には陥らせないための早期対策」と題して、日本早期認知症学会理事長金子満雄先生の講演が行なわれました。
まずは自己診断で単なる老化現象かをどうか、チェックしてみましょう。異常がなければ1年は大丈夫とのことでした。
ボケは心の生活習慣病で、ボケの兆しは笑顔がなくなること。
ボケ始めはもの忘れではなく、意欲の減退・積極性・機転の低下に要注意ですという話から始まりました。記憶の分野は側頭葉、痴呆は前頭前野の故障からおきるもので、記憶力は60過ぎれば、20代の半分に落ちるのが正常とのことでした。ちょっと安心
ボケは左脳エリートに多く起こりやすいなど、右脳を使った遊びが大切で感性を刺激して、生活が意欲的になるように家族の支えが必要というお話でした。
「認知症は治らない」といわれてきましたが、それはあまりにも進みすぎた重度の認知症を指していて、先生が診察した1万9千人の痴呆のお年寄りの大部分は老化廃用型認知症(現在アルツハイマー型と呼ばれているもの)で、軽度・中度の時期に手を打てば、大部分の症例で回復させる可能性があるそうです。回復が困難な血管性痴呆やアルツハイマー病その他の痴呆は、合わせて10%前後程度という報告でした。
ボケないために、散歩をし足腰を鍛え、道に咲いている花の名前を覚えて、大きな声をだして歌を歌い、ゲームやスポーツで友達と楽しむ生活をしていたらボケないそうです。そして、それを実践している金子先生でした。
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7月4日保険医協会主催、第一三共共催で「地球村住民の地域医療トラベルメディスン:トラベルワクチン」松木孝道先生の講演を聴いてきました。
トラベルメディスンあまり聞き慣れない言葉ですが、日本人も3500万人がパスポートを持ち、年に1740万人が海外に出国し、101万人が3ヶ月以上海外滞在をしている時代。
年齢、滞在期間、滞在地域、また、入国の条件などをワクチンの選択の基準として、また予防接種には有効期限、接種回数、効果発現までの時間など、ワクチンによって違いがあり、渡航前にワクチン接種のスケジュールを立てて、短期の海外旅行・長期の海外赴任の為に渡航される方への健康管理のアドバイスを行うという診療科目です。
日本に住んでいますと安心安全当たり前ですが、海外では水や生の食材は要注意でウェルカムシャワーという言葉を聞いたことあると思いますが、腸内細菌の変化で、お腹を下します。
子供の頃、予防接種をしたから破傷風もおたふく風邪も大丈夫などとおもっていませんか?最長でも10年の有効期限ですので、アラフォー以降の人は無防備と考えた方が、よいようです。
たとえ、短期の海外旅行でも、渡航先によっても違いはありますが、日本脳炎、腸チフス、破傷風、A型肝炎、狂犬病と危険リスクは高いです。
狂犬病に至っては、ワクチンを打っていなければ、咬まれたら必ず死んでしまう怖い病気です。
この夏、海外旅行を計画されているかたは、渡航先によって優先ワクチンを接種することをお勧めしますが、間に合わない場合は、旅行保険は必ず加入(伝染病にかかった時の対応をチェック)、旅行先では、ミネラルウォーターを飲み、加熱した料理をたべ、人ごみは避けて、蚊に刺されないように長袖をきて、虫よけ(DEET)を塗り、夜の行動はつつしみ、動物には小動物でも決して近寄らず、怪我をしないように気をつけて、無事に日本に帰ってきてください。ちなみに、あかすりなども(B型肝炎等)感染の危険リスクは高いようです。
トラベルメディスンあまり聞き慣れない言葉ですが、日本人も3500万人がパスポートを持ち、年に1740万人が海外に出国し、101万人が3ヶ月以上海外滞在をしている時代。
年齢、滞在期間、滞在地域、また、入国の条件などをワクチンの選択の基準として、また予防接種には有効期限、接種回数、効果発現までの時間など、ワクチンによって違いがあり、渡航前にワクチン接種のスケジュールを立てて、短期の海外旅行・長期の海外赴任の為に渡航される方への健康管理のアドバイスを行うという診療科目です。
日本に住んでいますと安心安全当たり前ですが、海外では水や生の食材は要注意でウェルカムシャワーという言葉を聞いたことあると思いますが、腸内細菌の変化で、お腹を下します。
子供の頃、予防接種をしたから破傷風もおたふく風邪も大丈夫などとおもっていませんか?最長でも10年の有効期限ですので、アラフォー以降の人は無防備と考えた方が、よいようです。
たとえ、短期の海外旅行でも、渡航先によっても違いはありますが、日本脳炎、腸チフス、破傷風、A型肝炎、狂犬病と危険リスクは高いです。
狂犬病に至っては、ワクチンを打っていなければ、咬まれたら必ず死んでしまう怖い病気です。
この夏、海外旅行を計画されているかたは、渡航先によって優先ワクチンを接種することをお勧めしますが、間に合わない場合は、旅行保険は必ず加入(伝染病にかかった時の対応をチェック)、旅行先では、ミネラルウォーターを飲み、加熱した料理をたべ、人ごみは避けて、蚊に刺されないように長袖をきて、虫よけ(DEET)を塗り、夜の行動はつつしみ、動物には小動物でも決して近寄らず、怪我をしないように気をつけて、無事に日本に帰ってきてください。ちなみに、あかすりなども(B型肝炎等)感染の危険リスクは高いようです。