兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

つまようじ法

2006-01-08 14:51:07 | 勉強会
昨日、田方歯科医師会主催「予防歯科が医院経営を変える」ウェルネス小畑歯科医院小畑文也先生の講演を聴いていきました。

1・予防歯科導入の経緯、
2・歯周治療の現状と課題、
3・つまようじ法の特徴と実際、
4・患者の評価、
5・医院経営の推移
という項目でお話しいただきました。

衛生士の参加も多数あり、つまようじ法に対しての感心がここ田方でも高いということが分かりました。

現在の歯科医院では、毛先磨きを推奨している歯科医師・歯科衛生士が殆どと思われますが、つまようじ法は患者さんに歯ブラシの指導をするのではなく、ひたすら磨いてあげる術者磨き(PTC)を進めているそうです。そして、患者さんが気持ちいいと感じてくれることが大切とのことでした。

小畑先生曰く「これは、(衛生士が)歯を磨いてあげる新しいサービスなのです。歯を磨かないと、虫歯になりますとか、歯槽膿漏になって歯がなくなりますなどと、脅かすのではなく、つまようじ法で歯を磨いてあげて気持ちよくさせることがモチベーションにつながる」とのことでした。
そして、健康管理型の歯科医院を作ることが目標ということでした。

現在私が勤務している診療所でも、口腔内写真を19インチの画面で見てもらうことにより、自分が歯周病なのだということを確認し、自分の問題として捉えてもらう事により、歯周病治療の効果は上がってきていると思っています。これは、脅かすのではなく、あくまでも現実を見てもらうためです(笑)
方法は違っても、歯を磨いてあげて、自分の磨き方とまったく違うという違いを確認してもらっています。
これから、つまようじ法をマスターして、自分の歯科医院に合った方法で取り入れていけたらと思っています。
まず、自分で磨けるようにならないとね。

これは、つまようじ法の専門歯ブラシV7を発売しているPMJのHPですが、つまようじ法効果が掲載されています。
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