菜根譚 (さいこんたん)より
「水中一色」
若いときの何かにとりつかれたような頑張りも、
中年以降の俗気の抜けた淡白さには及ばない。
春の華やいだ風景は心をゆったりさせてくれる。
けれども雲白く、風清らかで
蘭や木が香る秋には及ばない。
水と空が溶けて一色となった
明るい景色を見ると、身も心も爽快となる。
春よりも秋がいい。ということですね。
若いときより、年を重ねた中年以降の方が、物事に執着心の無い
今のほうが比べものにならないほど、ゆったりと自然を満喫できる。
自然の良さが理解できる。
年を重ねると余裕が生まれ、感じ方や思考も変わってくる。
と言うような意味ではないかと思います。
もっと違う解釈があるようでしたら、どうぞ教えてください。
「バランスが大切」
中庸(ちゅうよう)の道を守ること。
何事もバランスを保つようにしていれば
人生の楽しみは尽きることが無い。
一所懸命頑張りすぎると人間らしさが失われてしまいます。
さっぱりして無欲なのはいいですが、枯れすぎては生きている意味が無い。
若いときは猪突猛進で頑張るからこそ
忙しすぎず暇すぎず
中庸(こだわらず平らでいること)でいることの大切さが分かるのですね。
私の年齢からすると、エージレスなどという言葉で
若さをアピールすることは出来ますが
やはり年相応の外見と内面に、とてもこだわりを感じてしまいます。
エージングであること、
年を重ねるからこその味わいを、表現出来たらいいなぁ~と思います。
誰でもありますよね。
人に言えない心配や悩み...(涙)
生きていれば何も無いわけないのですから、
ブレイクスルー思考で、人生をどう楽しく過ごすかということを考える。
何事も起きる事すべてのことに意味があり、
そこから何を学ぼうかと考えてみるのも(・∀・)イイ!かも。
自分の心も持ち方。受け取り方で変わるのですよ。(深)
私が思うのは、
そう簡単に人に言えないほどの悩みがあるとしたら...
それは、そんな難問を解けるほどレベルが高い人間なのだと考える。
何も苦労が無く、無欲で気付きの無い人の方が人生を無駄に過ごすことになる。
圧し掛かる問題が多いほど、生きる価値があるというものではないかと思います。
人間として深みのある人生を送れる環境は、
習慣を変えることで可能になるのですよね。
素敵な人生にするもしないも自分次第なんですね...
それではまたね!