あたいのブログ

全然気ままにやってないあたいの生活について。

のり巻き好評

2005-11-12 | アメリカ生活
Nov. 11 

今日は、相棒Cにとってビッグナイトだった。
説明すると長くなるんだけど、
まず、相棒Cにはお姉さんがいる。そのお姉さんにはフィアンセがいる。
二人はNYCでジャーナリストの仕事をしていて、去年の春から5ヶ月イラクにいって戦争によって破壊されたイラク国内の文化財をフィルムや写真に収めるプロジェクトをしていた。

お姉さんが先にアメリカに戻って、フィアセンもあと何日かで戻るっていう時に、なんと武装組織に誘拐されちゃって、大変なことになった。
結局10日後に無事解放されたのでよかったんだけど、相棒Cも含めて、マスコミやFBIを巻き込んでの大変な日々を送っていた。

その誘拐から解放までの体験記をお姉さんとフィアンセさんが本にして出版した。
(写真がその本です)
10月から二人は全米の大都市の本屋や大学を周って出版ツアーなるものをしていたんだけど、今日の夜は相棒Cのたっての希望で、こんな小さな町ブルーミントンの本屋さんに来てくれた。

本屋さんでのサイン会の後は、レセプションというのが某家であって、あたいはCからの要望(命令)でのり巻きを作って持っていった。
のり巻きはアメリカ人達にはとにかく好評で、「今度ウチのパーティーにも来てー」と意味のわからない催促までされた。

本屋さんで二人が本を読んだりお話をするのを聞きながら、
「よくもまぁ、こんな日が来たもんだ。」とつくづく感慨深くなってしまった。

お姉さんとフィアンセさんがイラクに行っちゃって、Cが心配でつらい日々を過ごしてきたのをずーっと見てきたこととか、実際に誘拐が発覚した朝5時にCからの電話で起こされて空港まで送った時のこととか。
ちなみに、その朝にちょうどCの携帯が使えなくなってて、あたいの携帯
をCに持って行かせたんだけど、そのまま調査のためFBIに押収されてしまった。
携帯は未だに帰ってこず。。。

無事に解放されたからこぞできる話だよなー。。。

家庭教師

2005-11-10 | アメリカ生活
Nov. 9

今日は家庭教師の日だった。
あたいは、毎週2回某H学校で放課後の時間を利用して日本語の家庭教師をしている。
火曜日は中学生2人、水曜日は高校生一人。

書きたいのはこの某H学校のこと。
今年の1月から教えに来ているんだけど、とにかくこの学校は普通じゃない。
謎が多い、多すぎるー。毎回不思議な光景を目にしてしまう。
なにを隠そう、この学校はその自由な校風がとっても有名で、
普通の公立学校とは明らかに一線を画している。
小学生から高校まで多学年を擁している割には、校舎は小さい。
昔なんかの学校だったのか、そのまま使ってるからとっても古い。
きっと生徒数は少ないんだと思う。

あたいは、外国語のクラスをコーディネートしている先生とコンタクトをとって、どんな風に日本語をやっていくのかを話たりする。この先生はちなみにスペイン語を教えているらしい。
初めて打ち合わせのために会った時、魔女の格好をしていた。
(ハロウィンでも文化祭でもなかった)

とにかく、自由がモットーなのか、学生も先生も勝手な格好をしている。
はだしでふつーに学校内を歩いている人多すぎ。(先生も)
あたいの日本語生徒なんて、「ゆかたにジーンズ」なんて日もあった。
(生徒だから、つっこみたくてもつっこめないー)
この彼は、あたいのお気に入りの生徒Rクン。とにかく不思議。
その不思議エピソードは次回披露。

この学校、一体授業はどうなっちゃってんだろう。
ちなみに、外国語はおそらく選択で、勉強したい言語を勉強していいことになっているらしい。
あたいは、日本語希望者が3人になったから借り出された。
他には、スワヒリ語やサンスクリット語を勉強している生徒がいるらしい。
おそらく、自分で。(そんなの、アリ?)

でも、この学校、やっぱり他の学校とは違って、先生も生徒も皆とってもリラックスしているし、
学年関係なく皆とっても仲良しでアットホーム。
こういうところには、いじめとか差別は少なそう。。。
ただ、皆卒業したら、社会に適応できるんだろうか。。。

とにかく、くつぐらいはいてもらわないと。。。。

冬休み

2005-11-09 | アメリカ生活
Nov.8

あたいにしては珍しく、冬に日本に帰る飛行機の仮予約をもうしてしまった。いつもだと帰ろうと決まるのが、帰る日の2週間くらい前とかなのに。今回の決断はとっても早かったー。
当初、12月28日にお姉とルーシャスが日本に帰ってくるので、それに合わせて日本に帰ろうと思ってたんだけど、冬休みにここには誰もいなくなってしまうことが判明して、
なんだか急に寂しくなって、思わず決断してしまった。
99年にアメリカに来て、アメリカで年を越したのは1度だけ。
休みになると行方不明になるあたい。
ブルーミントンで年越しをした時は、当時まだ留学中だった親友Wと毎日一緒にスタバで本を読んだり、夜はDVD観まくりの年末だった。(勉強は一切なし)
今から考えると、毎日が思い出深い。
韓国人のWは何故か、大晦日の夜10時ごろから突然アップルパイを焼きだし、年越しに食べさせてくれた。韓国の風習か?
ビッグアップル(ニューヨーク)の年越しのカウントダウンをテレビ見ながらだったから、Wとしては、狙ったのかも。。。(アップルつながり?)
だとしたら、W,ちょっと粋。

ここ2年、年末はあたいの家族にとっておめでた続きの冬休みだった。
去年はルーシャス誕生。
おととしは弟よしクンが結婚。
今年はなにがめでたいかなー

トルネード

2005-11-07 | アメリカ生活
Nov.6

インディアナ州の南に明け方トルネードが発生した。
あたいがすんでいるところからはおそらく2-3時間くらいのところかな。
夜中にサイレンで起こされた。
3時ごろに、「ウーーーー」という音がして、
「目覚まし?。。。にしては音がちがう。」
「アパートの火災警報器?。。。でもない。」
と思っているうちにだんだん覚醒してきて
「だれかの車の盗難防止アラーム?」
布団から出て窓から外の様子をうかがうと、トルネード警報のサイレンと判明。5年住んでて、夜中にずーっと警報が鳴るのが珍しかったので、
テレビをつけると、天気の緊急ニュースをどこも流していて、
4時にあたいが住んでいる町をサンダーストームが通過になっていた。
サンダーストームはトルネードの発生も伴うので、必ずトルネードの警報がでる。
「万が一トルネードが来たら、きっとすごい音がするからそれから起きて、バスタブに逃げ込めばいい。」
そそくさと布団に戻り、また寝た。
(そんなんでいいのかー)
次の日のニュースをみたら、南にある町にトルネードはタッチダウンしていた。ブルーミントンも結構危なかったー。
3年前には、となりの町(車で20分)にタッチダウンして、
トルネード通過後の凄まじさを生でみた。


地下室のないアパート住まいはバスタブに逃げるのが安全らしい。
バスタブごと飛ばされたら、誰にもそんなとこ見られたくないなー。
ある意味マンガになってしまう。

めざせグラビア系

2005-11-05 | アメリカ生活

今日は相棒Nが「卒業する前に、思い出作りがしたーい」というので、ブルーミントンの秋をカメラに収めまくることにした。

キャンパス内をお散歩したんだけど、どこを撮っても絵葉書状態。とってもキレイ。
相棒Nは写真を撮るのも撮られるのもスキらしく、大興奮。
撮る時は、
「はい、ここに立って。あ、もうちょっとこっち、こっち。」
撮られる時は、
「もっと、こっちに最高の笑顔がでるような言葉かけてくださいよー。
できるだけ優しく撮ってくださーい」
抜けるような青空高くこのまま飛んでいきたくなった。

あたいは、いつもそうなんだけど、写真でかわいい顔というのができない。「笑ってー」と言われて、自分では最高の笑顔をしているつもりなんだけど、
何故か怒り顔、とか。
歯の矯正を始めてからは、怪しい顔がますます得意になってきた。
構えて撮られると、魂抜かれてる気分になるからかなー。
(昔の人?)
なので、とっても自然な状態の写真をアップしておきました。