5月1日日曜日、久々の旅行。行ってるようで行ってない千葉、房総の旅。きっかけは道の駅を紹介したテレビ。面白そう…と食指が動いた。1日目のイベントは小湊鉄道のトロッコ。例によって出るの遅くなったけど、間に合ってよかった。
五井で乗り換え、小湊鉄道乗車。房総横断切符を購入。上総牛久でトロッコに。
上総牛久→養老渓谷。本物のSLのように煙はいて汽笛を鳴らす。旅気分、盛り上がる。
小湊鉄道は割と線路がまっすぐだ。急カーブはない。田植えの済んだ田んぼの中を、並走するように走る車よりトロッコはゆっくりと進む。車掌さんが沿線の案内をしてくれたり、車内では写真を撮ってくれたり、楽しめた。途中駅難読駅名の飯給。思わず写真撮ってしまった。時々沿線の人、農作業中の人が手を振ってくれるので、こちらも降り返す。撮り鉄もそこかしこに。
養老渓谷に着いて、折り返しトロッコが行ってしまうと手持ち無沙汰。約1時間待ち。ハイキングするには時間がなく、足湯も暑いし、八犬伝の伏姫のモデルとなった種姫ゆかりのお寺に行ってみた。ふと、最初に読んだ長編小説が南総里見八犬伝だったな、と思い出した。もちろん子供向けに訳されていたものだが。そういえば、駅猫が3匹いると言ってたのに、1匹も会えなかったにゃ。
養老渓谷→上総中野→大多喜→大原。一駅だが電車が遅れていて、待ちが長く、遠い。そしていすみ鉄道への乗り換えがまた大変。駅で写真を撮るどころではなく、遅れを取り戻すべく流れ作業のように乗り換え。電車は2両なのだが、1両は食事専用で入れず、1両に全員詰め込まれる。満員電車で景色を見るどころではない。途中の大多喜駅が終点なので、また乗り換え。ここでも遅れていたので急かされる。でも今度はムーミン列車で冷房もあり、トイレも完備。ゆったりと旅行気分に浸れた。電車の中も外もあちこちにムーミンの登場人物が描かれている。
大原→和田浦。外房線でまず安房鴨川。内房線に乗り換えて和田浦。ここの道の駅WA・O!はここらへんでとれていたクジラに特化したところ。駅から見えるところで近いのだが、ちょうど裏っ側で、行くのは迂回して線路を越して戻る感じ。そこでお昼にくじら食べ比べ定食を。竜田揚げは給食でよく食べたなー。ボリュームがあって、ちょっと多い。食べ過ぎた。時間があれば少し歩いて海に出たかったけど、1本逃すと1時間あとなので駅に戻る。
和田浦→館山。ここ泊まり。海を見ながら歩いてホテルまで行ってみる。海抜や途中津波時の避難先の書かれたプレートがあった。泊まるホテルは2階建てなので、地震きたらどこに逃げるかときょろきょろ高い建物を探してしまった。
5月2日月曜日、2日目。いったん駅に戻って、渚の駅たてやまへ。渚の博物館にはさかなクンのギャラリーが。残念ながら海辺の広場はメンテナンスのためお休み。展望デッキや夕日桟橋、そしてすぐ近くに海水浴場と、海を楽しめる場所だ。時間がないので慌ただしく駅に戻る。
館山→富浦。とみうら枇杷倶楽部はその名の通りびわに特化している。そこにいく途中にもびわのハウスがたくさんあった。プレミアムびわソフトを注文。裏には花がいっぱい。小川も流れていて景色がよく、気持ちいい。肝心のびわはまだちょっと早い。
富浦→保田。保田小学校へ。駅前から巡回バスが出発するところだったが、そこまで調べていなくてわからなかったので、見送って歩いて行った。あとから乗っちゃえばよかったことを知った。さっそくピザの昼食。黒板や後ろのロッカー、教室だね。食べ終わってぶらぶら歩く。宿泊施設もあり、お風呂もあり、でも昼間はいいけど夜は寂しいよね。お店も遅くまではやってないし。
電車で道の駅、探せばまだあるかな。それぞれテーマが決まってるのがいいね。