ズバリ、民族古楽器。ハンマーダルシマーとプサルタリーという楽器をやってる以上、こう答えるしかない。これらの楽器のいいところは、①誰でも、ピアノやギターが弾けなくても、楽譜を読めなくても、簡単に音が出せる。②やっている人が少ないので即プレイヤーに。③基本はあるが、演奏形態が自由。ジャンルを問わず、何を弾いてもいい。④珍しいのですぐ注目される。⑤知らない人ともそれ何?と話が弾んで友達になれる。逆にうーんとうなってしまうところは、①音はすぐ出るので、つい楽勝だと思ってしまう。②やっている人が少ないので習う場所や機会が限られる。③音が小さいので他の楽器と一緒にやるときは工夫が必要。④結局珍しいね、で終わってしまう。⑤なかなか名称を覚えてもらえない。ダルマ…?ダルメシアン…?…なんとかシマ?プサルタリーに至ってはプ…なんだっけ?と同じ人に繰り返し言われる。そして一番のネックは楽器が高価だということ。器用な人は自分で作ってしまうのだが、輸入か作っている人から買うかしかない。この2つに限らないが、木製など自然のものを使用しているので、そうそう大量生産はできない。木は確実に減っているのだ。あ、マイナス点が多くなってしまった…。
しかし、やはり一番いいのは、ピアノやギターで挫折してもこれは挫折しようがないこと。高みを目指すときりがないが、1打1音なので弾けば音が出る。知ってる曲ならすぐ弾けてしまう。…なんかカッコいいから離れた気がするが…。ピアノやギターを弾いてる人はたくさんいる。しかし、あまり人が弾いてない楽器は意外性や物珍しさで注目度抜群!誰も弾かないものを一人で弾いてる姿はやっぱりカッコいいのではないだろうか。
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