michigan's

〜my everyday life, とりあえずの日常〜

11/9(水)不毛な買い物とおからずしの日

2022-11-11 07:56:00 | 料理レシピ・保存食の記録
11/9(水)。

前日職場でいかにも美味しそうなおからをいただいたので、
これはもう決行するしかない、
と買い物に出ることにした水曜。

(私は基本的に、休みの日にはわざわざ外に出たくはない出不精人間。
出たらそれなりの解放感で、あーこんな世界も良いゎ、と思うのですが^^;)

幸い、前日夕方に打ったコロナワクチンの影響も、
ピンポイントでその打った周辺の2センチ四方くらいの(笑)筋肉が痛いくらいで、
ほぼ全くなし。
(私って意外と強いの?!f^_^;)


決行を決意したのは「おからずし」の作成。
しかしその前に、どうせ出るならそのスーパー系の買い物の前に某モールに行く用事も。
そう、私のキライな例の大型ショッピングモールです^^;

モールでのこの日の買い物は、
やはり「不発」に終わる。

欲しいものが買えなかった、というより、
買うには買ってしまったけれど、
果たしてこれで良かったのか、
と後で思ってしまう「不本意な買い物」。

それに、この日改めて気づいたのは、
モールの各コーナーにいる様々な労働形態の?店員さん。
知識不足でモタモタする人増えたなぁ、という感じです。
(コロナや不況。どんよりこのご時世のせい?!)

パートらしき店員さんがレジでの処理の仕方が分からず、
一人で「あれっ?」とか「え?」などと言いながら私に対しては応対の一言も発する余裕なく、
5分くらい一人で葛藤した挙句正規の従業員らしき人を呼ぶも、
その人もよくわからずにモタモタ。

しかも、その正規のオバチャンまで、目の前の客(私)の方が無理な要求をしているか何かのように、
こちらに向かって不機嫌。
…のみならず、そのことで自分を呼んだそのパートのオバチャンにも上から目線でつっけんどん。 

私は、どんな職業のどんな労働形態でも、それをやるからにはそれなりの職業意識が必要だと思っておりますハイ。
特に接客業は接客業なりの、ってあると思う。

この日は、スリコ(3Coins)の若い店員さんの方がよほど気が利いて親切でした。
(人間、年齢という“世間慣れ”にあぐらをかいてはいけない。…と改めて自らの教訓にします。)


そんなこんなで、
そのショッピングモールからはさっさと退散したかったのですが、
それらに時間(と気力)を取られたこともあってもう他に行く元気なし。

生鮮食品コーナーは(も)あまり好きでないそのモールですが、
とりあえず「おからずし」に必要なお魚は、
まあまあメガネに敵うものをそこで調達してきました。


————————————————

家に帰って、買ってきたお惣菜と家にあるものでブランチ↓



そして午後はいざ、
おからずし作成へ。


おからずしとは、
握り寿司、あるいは魚の姿ずしのようなお寿司の下の部分が、
シャリではなく、甘酢で味をつけたおからになっている、
うちの地方の郷土料理です。
(ハレの日の高価な食べ物ではない、昔の日常の、庶民のお寿司ですね。)

地域によっていろいろな呼び方がありますが、
特に実家の地方では「ろくやた」と呼ぶ。

以前にも書いたことがありますが、これは源義經の家来、岡部六弥太という人の名前から来ているとか。

私と父方のY叔母には、この「ろくやた」に関してこだわりがあり、
「市販されているものほど多くの砂糖を使わない」のが父方の実家流です。

使う酢は、柚子などの柑橘類ですが、 
Y叔母のイチオシは実家の地方で採れる「直七(なおしち)」。

この日うちには、
以前叔母にもらった直七の搾り汁もあるにはあったのですが、
もう残り少なくてもったいなかったので(笑)、
その他にたまたまあった「ブシュカン」を使いました。

レシピはネット上にも、「郷土料理」としてチラホラ出ていますが(今では、天下のミツカンさんのサイトにも!)、
この日は久しぶりだったので、
一応叔母に電話でお伺い。

叔母の助言は、「生姜は多めの方がおいしい」。

だいたいですが、この日はこんな割合で↓

・おから  200g
・酢(柑橘類のと醸造酢合わせて)約70cc
・砂糖  約30g(巷のレシピでは50g+みりん20cc)
・塩 小さじ1
・薄口醤油 10cc
・生姜みじん切り 大さじ2くらい
・サラダ油(炒め用) 約大さじ2
・そして後から追加(後述)のニンニク葉のみじん切り 大さじ3くらい?

この他に、生地の硬さ調節に、「豆乳50cc」と書いてあるレシピがありましたが、
叔母は入れないそうです。(硬さ調節には出汁?…聞き忘れたので要検証。)

家にはこの日、おからと一緒にプルプルのお豆腐があったので、
硬さ調節にはこの豆腐から出たお汁を使いました。(かなり良かった。)


フライパンに油を敷き、
生姜のみじん切りを炒めておからを炒めたところ↓



調味料の酢などを全て入れた後、
本来なら仕上がりににんにく葉(=葉にんにく)のみじん切り(生)を混ぜ込むのが実家の地方流。

(この日は、この時点ではにんにく葉が家になかったので入れていません。)



先に軽く(3時間くらい?)酢締めにしていたウルメイワシを、
この日は削ぎ切りにして、
控えめに小さく丸めたおから(おいしくなかったら困るから^^;)の上に乗せてちょちょっと密着させます。



叔母によると、上に飾りを兼ねて細切り生姜を乗せても良いとか。


久しぶりに作ったので、
ご意見をいただきに、
これまた久しぶりの叔母の家に行って来ました。

そうしたら帰りに↓



叔母と息子のH君(特に農家ではない)が作った野菜こんなに!

しかもこれ↓はにんにく葉です!



実家の地方のろくやたには入っているにんにく葉のみじん切り。
(今回知ったのですが、県の他の地方では入れないそうです。

この日せっかく久しぶりに作るのだから、
と目星をつけた直販店に問い合わせたりしたのですが、
答えは「今年はまだ出ていない」でした。

おかしいなぁ、最近どこかで見たような気がする、
と思ったのでしたが、
仕方がないのでこの日は生姜しか入れずにおから部分を仕上げていた。

Y叔母のところに行ったら、
何のことなく(笑)「あるよ」と言われてもらってきたものです(⌒-⌒; )

そこで、
叔母に味見に持って行ったものにはにんにく葉は入っていなかったのですが、
帰宅後、残りの生地に混ぜ込んで、
プレーンと半々に作ったものが上の写真でした。

叔母からは、
「言うことない」
という感想をもらいましたが、 
まあ4割くらいは社交辞令が入っていると見ましたf^_^;

でも、酢の具合が実家風くらいの塩梅にはなっていたようで、
そこのところは少し今後の自信に。

ちなみに、後からにんにく葉を混ぜ込んだものとプレーン(生姜のみ)のものとでは、
かなり全体の印象が違いました。

正直私はこれまで、にんにく葉が特に好きではありませんでした。
実家の父もそうですが、ほとんどの県民が?「すき焼きにはコレ」というくらい、
(ケンミンショー風に言うと)「県民熱愛の」食材なのですが、
私はここに至ってやっと、それがちょっとわかって来たかもしれないf^_^;

————————————————

この日は、
ブランチが遅かったのと、
合間に味見などであれこれ食べたりしたのでおひとり様夕飯はパス。

夜は、こないだ仕上がった「アロエ化粧水」に、やっとグリセリンを入れ(30%弱)、
以前使っていた高級(⁉︎)化粧水のボトルに小分けしました。

この冬の乾燥にバッチリ👍(のはずf^_^;)





コメント