毎日寒いので、飛影が蔵馬を暖める話ばかり考えています。
学園ものだと、
寒いという蔵馬に、校庭で缶コーヒーを投げて、
それ飲めって言う飛影とか…。
魔界にいる蔵馬だったら、
雪の日に手をこすり合わせて寒がる蔵馬に、
飛影が妖気を送ってやるとか、
部屋にいて、抱きしめて暖めるとか…
不意打ちで暖めるのが好きです。
魔界の夜、飛影に会いたくて突然訪れた蔵馬にびっくりして、
でも肩が震えているのに気づいて、
マントを掛けてやるのとか。
でも、ここでは
黒衣をかけてやった っていいたい。
ふわっと舞う音がして、
蔵馬の肩に重なるもの。
黒衣が蔵馬に肩を包んで、それは熱を帯びていて、飛影が
妖気を流してくれているの。
「ありがとう」
って言いながら笑う蔵馬を見て、心が温まる飛影。
とかね…。
遠くからそれを見てニヤニヤする軀…みたいな。
蔵馬が笑うたび、
飛影が少しだけ笑い返す。
それは遠くからでは分からないくらいのものだけど、
手袋をした手を差し出して、蔵馬が
飛影の手と繋ごうとする…とかね。