2021年にTV・DVD・映画館などで観た映画のうち、おもしろかったな~♪というものをざっくりと備忘録として書き残しておきます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。
『見知らぬ乗客』NHKBSプレミアム「プレミアムシネマ」
アルフレッド・ヒッチコック監督/1951年製作/101分/アメリカ/原題:Strangers on a Train
テニス選手のガイは、不貞な妻ミリアムと離婚して上院議員の娘アンと再婚することを望んでいた。そんなある日、ガイは列車の中で見知らぬ男ブルーノから話しかけられ、ミリアムを殺す代わりに、自分の父親を殺して欲しいという交換殺人を持ちかける。ガイは相手にしなかったが、その後ブルーノは本当にミリアムを殺害し、ガイにも殺人を実行するよう付きまとう。
さすが巨匠の作品は時代を経ても古びず、テンポも遅くなく見入ってしまう。ヒッチコック作品はどれも、日常にぽっかりと開いた暗い穴が恐怖の入り口なのが怖い。
ブルーノのように一見普通に見えるが、精神を病んでいる者ほど怖いものはない…。