つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと
日々の暮らしの中でふと感じたことなども

『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』 vol.2

2013-12-25 | 舞台/DVD

vol.1からの続きです♪ そちらの記事は →  『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』vol.1


A席特典CD。3ユニットの楽曲入り♪ この他に、日替わりキャストさんのブロマイド、フライヤー宇宙服衣装の特殊情報部(常陸坊海尊、徳川家康、徳川家光、丹羽長重)のみなさま。




パンフレット A4判 2300円。
麗しいキャストさんたちのお姿、ゆく年くる年川柳など。桐箱入りお人形の体の写真はかわいい♪
板垣恭一さん×毛利亘弘さん×三上真史さん×矢崎広さんの対談が読み応えあり。特に、板垣さんのお話が深いです。




休憩時間のお弁当。「すごいよ凄いよ義経くん弁当」1000円。鮭がふかふか、美味しゅうございました♪




お土産に特製瓦せんべい♪






DA2-DANZINのDVDも購入♪ 8500円。
ライブ、行きたかったなぁ。。チケット争奪戦に負けたのが悲しい。




明治座前に両座長の幟♪ 大御所さまの幟も当然ございましたよ。





早々と正面玄関前には門松が。




★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★


余談。
常陸坊海尊といえば、東京演劇アンサンブルの公演、『常陸坊海尊』を思い出します。
こちらも不老不死になり、語り部として生きながらえている常陸坊海尊が出てきます。時代は第二次大戦末期ですが。
常陸坊海尊は人魚の肉を喰らい不老不死となり、死ぬことさえ叶わずに永遠に生き続ける。これはどんな罰よりも辛いことなのではないのかと。
語ることで罪を贖っていくのでしょう。
自分をも含めた人間の愚かさ、弱さ、醜さを語っていく。それが役に立つかどうかは歴史が後から教えてくれる。
なんの役にも立たないかもしれなくても、それでも語り続けていく。
歴史の傍観者として。


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★


追記。
る・ひまわりさんの公式サイトで、DVD化決定のお知らせがありました! 初夏に発売予定とか。
どうしたんだろう。。今回フットワークが軽いではないですか、る・ひまわりさん。
ともあれ、DVD化は素直に嬉しいのでわくわくしながら発売を待ちたいと思います^^♪

る・ひまわり[2014年02月11日]
『歳末明治座 る・フェア』DVD化決定のお知らせ



 

 





『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』 vol.1

2013-12-25 | 舞台/DVD

『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』を明治座にて東京千秋楽、12月24日(火)開演16:00を観てきました。

【脚本・演出】毛利亘宏(少年社中)
【特別顧問】板垣恭一
【音楽】依田謙一 楠瀬拓哉 奥村健介
【照明】斎藤真一郎
【美術】中嶋正留
【衣装】EIKI
【音響】大野高志
【ヘアメイク】山崎潤子
【振付】野村涼子
【殺陣】栗田政明(倉田プロモーション)
【キャスト】総勢31名
三上真史:常陸坊海尊
矢崎広:源義経
橋本淳:武蔵坊弁慶
大山真志:梶原景時
辻本祐樹:源頼朝
久保田秀敏:徳川家光
原嶋元久:片岡八郎
植田圭輔:源行家
鳥越裕貴:喜三太
内海啓貴:藤原泰衡
松尾英太郎:和田義盛
荒木健太朗:源範頼
河合龍之介:駿河次郎
きだつよし:北条時政
滝口幸広:後白河法皇
林剛史:中原信康
中村龍介:伊勢義盛
小林且弥:安達盛長
井深克彦:佐藤継信
長倉正明:佐藤忠信
池田たかひろ:牛貴
二瓶拓也:藤原国衡
加藤啓:丹羽長重
小林健一:北条政子
大堀こういち:徳川家康
平野良:一条能成
兼崎健太郎:大江広元
渋江譲二:北条義時
松村雄基:金売吉次
大和田獏:九条兼実
左とん平:藤原秀衡
【ストーリー】※公式サイトより抜粋。
時は天下泰平。月夜の晩、徳川家光の元に御伽衆として一人の男が現れる。
その男の名は常陸坊海尊。人魚の肉を食らい、不老不死となり歴代の天下人の元に現れていた。
海尊が語ったのは、自らが全てを捧げ、尊敬し仕え抜こうとした源義経の悲劇。
平家と源氏の間で揺れ動く朝廷。渦巻く陰謀と権力争い。
何故、不老不死になってまで語り続けなければならないのか?
彼の目的とは何だったのか‥‥。
【上演時間】
1幕 80分
休憩 30分
2幕 80分
休憩 25分
SHOWでしょう! 30分
合計 4時間5分(休憩込み)

公式サイトはこちら → 『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』 
公式ブログはこちら → 「るーちゃんのブログ」


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★ 


※思いっきりネタばれがありますので、ご注意くださいませ。


客入れは大河風の楽曲。
美術はかなりシンプル。色とか造形とかが書き割り風。少々、安っぽい感じが否めず。
奥行きの中程から凹の形にグレーの構造物。中央が開口して役者さんが入退場。
階段が2個、黒子さんたちによって搬入、撤収。

年末年始恒例る・ひまわりさんのお祭舞台♪
休憩込みの4時間があっという間のテンポ、歴史が苦手な方にも親切設計のわかりやすいストーリー。
一応、予習はしていったんですが、しなくても大丈夫なくらいのわかりやすさ。この頃は保元の乱、治承・寿永の乱と内乱ばかりで、人物が敵味方に入り乱れておりややこしいことこの上なく。それをこのシンプルなストーリーに仕上げて、キャストさんたちそれぞれに見せ場を作った毛利さんはすごい!
テーマは「価値のない人間などいない」。気恥ずかしいくらいストレートにテーマを全面に押し出して。
前半コメディで後半泣かして。ラストシーン近くはあちらこちらですすり泣きが。
ラストシーン、桜吹雪が舞い散る中、命の炎を散らせてゆく源義経たちが哀しくも美しい。

第二部はライブ。大変に盛り上がりました~♪♪
【御曹司】 「恋のMINAMOTO~Bomb of the Love~」 ペンライト指定は源氏の白。
PVよろしく床に寝転がるところから始まり、最後はまた床に寝転がる。かっこいいです、全員♪
PVはこちら → 「恋のMINAMOTO~Bomb of the Love~」
【かむろ8】 「スパイスなスパイス」 指定は平家の赤。
ひたすらかわいいかむろさんたち♪ コントも楽しい。
PVはこちら → 「スパイスなスパイス」  
【しょきがかり to 諸行無常】 指定は橙色。
いろいろと色気出しすぎ(笑 諸行無常のみなさん、テンションが低めで大人しめ。
【御ピース】 「つわものディストラクション」 指定はカフィ:青、サンナン:黄色、オロ:紫、ワミ:桃色、カメップ:緑。
PVはこちら → 「つわものディストラクション」 
カメップがくるりと後ろを向くと、背中には緑色の亀の甲羅が。
御ピースだけ生歌だったようですが、音量が大きくて若干聞こえづらかったかも。 

無茶ぶりで心が折れるキャストさんが多数。お気の毒でございました。
備忘録がてら、ネタや無茶ぶり、ハプニングなどを。あくまでも一回観た限りの記憶に基いているので、記憶違いなどはどうかご容赦のほどを。
※キャストさんのお名前は一部を除き、省略させていただきます。

第一部、始めから“明智”ならぬ“滝川クリステル”仕様のコバカツさん(笑 ショートカットのウイッグ、ブルーのスーツ、首にはスカーフ。「お・も・て・な・し♪」を披露。
司会の三上座長に「足、でかいっすね~!」と突っ込まれ。
『大江戸鍋祭』から火消しのみなさんが登場。
本編すぐに義経役の矢崎広さんが台詞を間違え、臣下の伊勢三郎義盛を「弁慶!」と言ってしまいわたわた。しっかり言い直すというハプニングあり。
義経さまは2回ほどワイヤーでフライイング。舞台上で京の五条の橋、花道で。
あと、やたらとキスが多かったですね(苦笑
北条政子さまから愛しの頼朝さまへ「いってらっしゃい♪」。死に際の佐藤継信殿から「最後にチューして♪」のおねだり、その後お姫さま抱っこで退場。耳の後ろにキスされて「耳の後ろって新しい。。」と呟く三上座長。
物真似をやらされることになり「アムロやります」と言ったら、「安室奈美恵をやって!」と言われ、結局「アムロ行きます!」と下手に捌けていく徳川家光さま(6歳)。
「おまえ、楽屋で左とん平師匠のことを右とん平とか、大和田獏さんのことを夢喰い獏とか言っているそうじゃね~か!」と言われ、素で「事務所の先輩!俺を干す気か!」とまじでうろたえるコバカツさん。
「最年少!」というはずが、「最年長!」と言ってしまった内海啓貴さん。

ベテラン大御所さまへのリスペクトと思われるシーン、左とん平さんの「とん平のヘイ・ユウブルース」、松村雄基さんの「スクール☆ウォーズ」は貴重。

第二部、始めの場繋ぎ?にDA2-DANZINのみなさん、モンゴルから来日。相変わらず片言でぐだぐだな感じで。DVDの宣伝もしっかりとして。
【御曹司】
頼朝さま、トーク部分で台詞をど忘れし、隣のリーダー義経さまから教えてもらう。
同じくトーク部分で範頼さま、「クリスマスはチキンを食べて、ケーキを食べて、俺がおまえを食べる!」と言い放って全部もっていき、前のめりに崩れ落ちるリーダー義経さま。追い打ちをかけるように範頼さま、「俺は変態!みんな変態!」と叫ぶ。
能成さま、おひとりひたすらマイペースで微動だにせず。さすが公家の血。
【しょきがかり to 諸行無常】
大江広元殿、白いシャツを脱ぎ上半身裸で「乳首!」を連呼。‥‥さすがにひきました。絶句。
脱いだシャツを客席に放り投げ、慌てた中原信康殿、拾ったお客さまから「まだ、大阪あるから」と回収。
中原殿、最前列の小さい男の子に「レンジャーやってたんだよ~デカブルー、あっちはボウケンブルー」と司会の三上座長を指さす。
さらに、「今日のことは忘れていいからねぇ~」と良い子の記憶からは抹消したかった模様。黒歴史決定なのでしょうか?(笑
お二人共、客席の通路を走っていき、中原殿、ファンサービスというか、一歩間違えるとセクハラ?なお客さまを唐突にハグ!
その後、三上座長、「デカブルー、尊敬してたんですけどね~」とやや呆れ顔。

グランドフィナーレ、キャストさん全員で登場。お客さんと中島みゆきさんの「時代」を合唱。なんだか感動的。

カーテンコールは2回。
2回目には両座長が登場。
何故か三上座長のマイクが最初入っておらず、矢崎座長に「まかせる!」と依頼された模様。矢崎座長が話し始めてからマイクが復活。
「今日はつぶすから」と矢崎座長。??な表情の三上座長。
グラスの飲み物を飲む仕草をする矢崎座長。まだ、??な表情の三上座長。「つぶす?俺の声?」
ようやく打ち上げのことだと気づき、「大丈夫?」(多分、飲んでも大丈夫なの?という意味かと)と三上座長。
最後まで、微妙に噛み合っていない両座長の会話がシュール。

今回の席は2階席。覚悟はしておりましたが、やはり自分サイドが死角になって観づらかったですね。
若干、首が痛くなるっていう(苦笑 
とにかく、怒涛のマチソワ連チャンでキャストのみなさまお疲れだったようですが、特に負担が大きかった矢崎座長がしんどそうでした。
声も枯れていて、ちょっと痛々しい感じで。。
まだ、大阪カウントダウンがありますが、ともあれ、みなさまお疲れさまでした。


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★


長くなったので、vol.2に続きます♪















 


『ターナー展』に行ってきました♪

2013-12-18 | 展覧会

東京都美術館『ターナー展』を観てきました。公式サイトはこちら → 『ターナー展』 。
そういえば昨年の今頃は、『メトロポリタン美術館展』を観に行ったのでしたっけ。一年が経つのって早いなぁ。。
そのときの記事はこちら♪ 

「海といえばターナー、ターナーといえば海」と言われるように、海をモチーフにした作品が多かったですね。
スケッチも含めた水彩画は緻密で繊細。油彩は間近で観るとよくわかるのですが、何層も厚塗りしたり、表面をひっかくように削っていたり、重厚で雰囲気のある質感。
こういう質感や色合い、とても好きです♪
愛用の金属製の絵具箱も展示され、中には顔料入れの豚の膀胱や当時発売されたばかりのチューブ絵具も。往時を彷彿とさせる風情が感じられ、ついつい見入ってしまいました。
携帯用の小さなスケッチブックには、小さな紙面にびっしりと緻密なスケッチが。こちらも見入ってしまいました。

特に印象に残った作品は、出品作品No.26[グリゾン州の雪崩]、No.50[レグルス]、No.114[平和-水葬]。
[グリゾン州の雪崩]は、画面一杯に雪崩や巻き込まれ折れて落下していく巨木、下敷きになって潰される民家。観るものを圧倒し不安と恐怖を与える作品です。
[レグルス]は、陽光で失明したレグルス将軍の逸話。画面やや左奥から発せられる眩い光。その光がとても印象的。
[平和-水葬]は、友人の画家デイヴィット・ウィルキーの実際の葬儀。真っ黒な船、シルバーグレイの空と海、そこにぽっ。。と灯る灯り。ありのままを描写するのではなく、観るものに伝えたいことが伝わるように描いてあり心に響きます。


.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・:*:.。。.:*:.・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・


チケット。当日券1600円。




フライヤー。




出品作品リスト。全116点。




音声ガイドプログラム。音声ガイドの貸出500円。語りは辰巳琢郎さん。




公式図録 変形A4判 2400円。




チケットファイルホルダー 「嘆きの橋」。250円。
これにチケット入れて観劇に行きま~す^^♪




.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・:*:.。。.:*:.・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・


今後の展覧会のフライヤー。行きたいなぁ~と思うものを。
『バルテュス展』




『モネ展』








 


作家の口福 「女の花園」デパ地下に燃ゆ

2013-12-15 | 言葉/エッセイ

12月14日付け朝日新聞 be(Red)の連載エッセイ 作家の口福。今回は山口恵以子さん、タイトルは「女の花園」デパ地下に燃ゆ。
燃えるのか。。何にかというとデパ地下に。
そうかもしれない。大抵の女性は好きだと思うし。

>「日本で単価面積あたり最も女性の比率が高いのがデパ地下、男性の比率が高いのがアキバ」と、以前フランス文学者の鹿島茂さんがおっしゃっていた。

あらゆる種類の料理とお菓子、美しいディスプレイ、そしてお高い(笑
そこに引き寄せられて身分不相応な買い物をした後に、ふと我にかえり散財したことにため息をつき。そして、いつか宝くじに当たったら、値段を気にせずに好きなだけ買い物をしよう!と誓うのです。
わかるなぁ~こういうの。ブランド物をどっさりとかではなく、値段を気にせず食品(消えもの)に散財できるなんて庶民の憧れだもの。
一度でいいからやってみたい。値段とか支払いを気にせずに、カートに欲しいものをポンポン!と入れるのを。
まぁ、できませんけどね、貧乏性だから(苦笑

今年の春に松本清張賞を受賞して、賞金500万円を手にされて散財を決意。アブク銭だから。
帝国ホテルにお世話になった方々をご招待され、何度も大宴会! 1回で50万近い代金を支払ったとか。
ものすご~く気持ちがよろしかったそうですが、この楽しみにはリアルな実感がなかったそう。
その後、疲れて帰宅の途にデパ地下で夕食の惣菜を買われて思ったのは。。

>すると急に、うれしくて涙が出そうになった。お金のありがたみがしみじみと胸に沁みた。
 同時に「分相応」という言葉をかみしめたのでした。

金額じゃないってことなんでしょうね。お金を使うということの幸せとは。
うん、しみじみ。

  


二十四節気「大雪」と雪虫。

2013-12-07 | つぶやき

今日は二十四節気「大雪」。
冬が本格的にやってくる頃。寒い朝には霜が降りていたりするし。
寒いの苦手なんだけどなぁ。。冷え性だし(苦笑

昨日は暖かかったので久しぶりにお庭へ。今のうちにやっておかないといけない作業などをこなして。
作業中、目線の高さにふわふわとした白いものが見えまして。。
雪虫です。小さな体に白いボアをつけて、ふわふわ~と何匹も飛んでいました。
この虫を見かけると、冬がやってきたんだなぁ。。と思うんですよね。
「見た目はかわいいが、しかしてその実態はアブラムシ」、というのを知ったときには少々がっかりしたのでした。