つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと
日々の暮らしの中でふと感じたことなども

『王立警察ニコラ・ル・フロック』

2014-07-27 | テレビ/ドラマ/DVD

AXNミステリー『王立警察ニコラ・ル・フロック』#1~#20を視聴。
初回放送時も観ていたのだが、ところどころ抜けていた回があり再見。
完璧に録画していたつもりが、何故か#12が録れていなかった。。(泣 ケーブルとHDD録画の両方を操作しなければならないので、どうもケーブルの予約が入っていなかった模様。

公式サイトはこちら → AXNミステリー『王立警察ニコラ・ル・フロック』

原題:Nicolas le Flock
制作:2008年~ / フランス
エピソード数:全20話/10エピソード、シリーズ継続中
【スタッフ】
監督:ジャン・ラビブ、フィリップ・ブランジェ ほか
原作:ジャン=フランソワ・パロ
脚本:ユーグ・パニャン
【キャスト】
ニコラ・ル・フロック警視:ジェローム・ロバート
ブルドー捜査官:マティアス・ムレクス
サルティンヌ警察総監:フランソワ・カロン
ノーブルクール:ジャン・マリー・ウィンリング
セマギュス:ヴィンセント・ウインターハルター
サテン:カミーユ・ド・パズイ ほか
【ストーリー】
18世紀ルイ15世統治下のパリを舞台に、王国高等警察の警視の顔と、宮廷に出入りする侯爵という2つの顔を持つニコラ・ル・フロックの活躍を描く。


.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・:*:.。。.:*:.・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・'・:*:.。.:*:・



※ネタばれがありますので、ご注意くださいませ。

豪華絢爛なベルサイユ宮殿、手入れの行き届いた庭園、家具や調度、衣装や化粧など、時代絵巻を観ているような美の映像。
かと思えば、時代考証に沿って再現されたらしく、石畳に散乱する馬糞やゴミ、路地を走り回るネズミたちという汚の部分も。「トイレ屋」や「娼館」、「男性貴族の化粧」といった風俗も興味深く。
検死や遺体解剖による分析など(実際に当時行われていたとは思えないのだが。。)、かなり現代的な捜査方法を駆使して事件を解決している。テンポがよくておもしろい。
前後編2話で完結。耳慣れない地名と人名にぼ~っとしていると、関係性がわからなくなったり(笑
最後まで結末がわからないようになっており、後編のラスト近くでパタパタっと事件が解決される。話によっては、若干、「えっ。。?」と置いてけぼり感があったりもする。
一見華やかそうに見えて、その実、裏でうごめく醜い陰謀や策略。そこにあるのは欲望や羨望、嫉妬、憎しみや悲しみ。
時代や文化を越えた普遍なのが人の心。それこそが事件を起こす元凶なのだと思わされる。

なにはともあれ、キャストのみなさんが魅力的。
特に、主演のジェローム・ローバートさん、色気と気品があって素敵♪ きりっとした警視の顔から、くしゃっと目尻に笑いじわを寄せていたずらっぽく笑う表情がとてもキュート♪ 殺陣やアクション、乗馬もこなして見ごたえたっぷり♪

シリーズは継続中とのことなので、続編の放送を心待ちにしております。





 
















 


お庭に子猫♪

2014-07-24 | つぶやき

昨日、暑かったので夕方お庭に水やりしに行ったら。。隣家との境のブロック塀沿いをガサガサ~と走っていく物体が!
よく見たら生後2ヶ月くらいの子猫。背中が黒くて尻尾とお腹が白い子♪
多分、のらこ。隅にじ~っとしてこちらを伺っている。こちらはこちらで、驚かさないようにしゃがんで静かにしている。 
子猫と人のにらめっこ。まぁ、自宅のお庭だし、人目もないのでよしとする(笑
さすがにこのまま水やりをすのもためらわれ、しばし家に入り、また様子を見に行ったら。。もう、いなかった。
ちょっと残念。のらこだからなつかないとは思うけど、もう少し見ていたかったなぁ。。 
また、遊びにこないかなぁ~ 


『やさぐれぱんだ』

2014-07-21 | テレビ/ドラマ/DVD

チャンネルNECOで『やさぐれぱんだ』 全4話 白・黒・金・銀 を視聴。【特集 堺雅人・七変化】とやらでTV初放送らしい。

公式サイトはこちら → 『やさぐれぱんだ』

【スタッフ】(敬称略)
監督・脚本:堀部圭亮 / 原作:山賊
製作:2007-2008年・やさぐれぱんだ飼育委員会
【キャスト】(敬称略)
堺雅人、生瀬勝久(やさぐれぱんだ声)、今奈良孝行 ほか
【ストーリー】
ネットで話題のコミックを、放送作家としても活躍中の堀部圭亮の監督・脚本で実写化した人気コメディ・シリーズ。
青年とひねくれたパンダのシュールなやりとりを描く。


゜♪*:。.:゜★*:。♪*:。☆.:゜:*:♪。.:゜★* ゜♪*:。.:゜★*:。♪*:。☆.:゜:*:♪。.:゜★*


※ネタばれがありますので、ご注意くださいませ。

原作のコミックは未読。なんだかおもしろそうね~と視聴。
どこまでが脚本で、どこまでがアドリブなのかわからない微妙な感じがおもしろい!とにかく堺さん、生瀬さんのお二人の巧みさに引き込まれてしまう。
ひたすら青年と巨大なパンダ(着ぐるみ・目が何故か白で怖い。。)がぐだぐだと身にならない会話をし続ける。シュールでくすくす、ニヤニヤの連続。
桃太郎のくだりで、和○さん(「ぼっこぼこにやられました!」)とか、細○さん(「あなた死ぬわよ!」)とかは大丈夫なんだろうか?余計なお世話だけどちょっと心配。
パンダが実は着ぐるみ状態で、実態は(モザイクがかけてある)緑色で触手系の地球外生命体?だったことに驚く。。よい子の夢は壊さないで欲しいかも(笑
「ぱんだクロニクル」、「ぱんだジャーニー」とかの再現ドラマ風のコーナーもおもしろい♪ パンダ役の今奈良さん、ロケではるばる中国の奥地までお疲れさま。



 


 


『SHERLOCK』

2014-07-05 | テレビ/ドラマ/DVD

AXNミステリー『SHERLOCK』シーズン1.2.一挙放送をほぼ一気観。

【原題】Sherlock

【制作】2010年~継続中 / イギリス
【キャスト】
ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ルパート・グレイヴス、ウーナ・スタッブズ そのほか
【ストーリー】
現代版シャーロック・ホームズ。
パイプの代わりにニコチンパッチを貼り、スマートフォンとGPSを駆使して犯人を追いかけ、自分のサイトでその推理を披露したりする。ルームシェアのワトソンと一緒に宿敵モリアーティに挑む。
【エピソード】
シーズン1.
第1話「ピンク色の研究」
第2話「死を呼ぶ暗号」
第3話「大いなるゲーム」
シーズン2.
第1話「ベルグレービアの醜聞」
第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」
第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」

公式サイトはこちら → 『SHERLOCK シャーロック』


□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□


※ネタばれがありますので、ご注意くださいませ。

本放送中には観ることができず、今回が初見。いろいろ噂は聞いていたけど、なるほど。。こういう作品だったのね。
原作を読みグラナダ版を観ていると、現代が舞台とはいえ、正直、登場人物の設定やストーリー展開に??となり。
でも、これは全く別物と思って観ればおもしろいし、しっかり堪能♪

画面の基調はブルーグリーン。場面の切り替えが速くアングルが斬新。
オープニングの映像は『Dr.HOUSE』、シャーロックが思考中に浮かぶ文字や数字は『NUMBERS』を思い出したり。
登場人物の設定やストーリーは原作を切り貼りしたパッチワーク、これにアレンジが入っている。
特に、シャーロック・ホームズは天才だけど自己顕示欲の強い変人。グラナダ版のような女性にも紳士的な振る舞いができる大人な男性ではなく、ただの傲慢な駄々っ子(笑 モリアーティは天才だけど人格破綻なサイコ、アイリーン・アドラーはSMの女王様、「バスカヴィル家の犬」にいたっては男女まで違う。
これはこれでいいのかもしれないけど、少々戸惑ったので、全く原作やグラナダ版などを知らないほうが??とならずに素直に楽しめるかな。。と。

それにしても、シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチさん、スピードのある叩きつけるような長台詞の滑舌には驚くばかり。

現地ではシーズン4.の制作が決定したそうな。シーズン3.の全放送はまだかなぁ~


□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□


ちなみにこちらがグラナダ版。シャーロック・ホームズ役は故ジェレミー・ブレッドさま♪