録画してあった映画『めがね』をようやく観ました。
2007年作品
<監督・脚本>
荻上直子
<出演>
タエコ:小林聡美
サクラ:もたいまさこ
ユージ:光石研
ハルナ:市川美日子
ヨモギ:加瀬亮
森下:薬師丸ひろ子
前作の『かもめ食堂』に、雰囲気が似た印象をもちました。
南の島の浜辺の宿「ハマダ」を舞台に、都会から来たタエコが島の人々と触れ合う中で、落ち着きを取り戻していく‥というお話です。
これといったストーリーも事件もなく、淡々と時間だけが過ぎていきます。
それがまたいいのですが‥
心に残る言葉も多く‥
「一生懸命でも休憩は必要です」
「ゆっくりあせらないこと。そうすれば、そのうちきっと‥」
「一度死ねば、二度と死なない」
こんな島にぽーっと一日中、「たそがれ」ていたいなぁ‥って思いましたね。
生活しているのに、生活感のない暮らし。
日常のような非日常。
現実とリンクしてそうで、していない。
美しく閉じた空間のファンタジーですね♪
疲れちゃった時に‥観たくなる映画かも。