つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと
日々の暮らしの中でふと感じたことなども

『デ・キリコ展』に行ってきました♪

2024-08-23 | 展覧会
東京都美術館で開催されている『デ・キリコ展』を観に行ってきました♪

感想を備忘録として書きます。
文中の敬称は省略させていただきます。





【展覧会構成】
SECTION1 自画像・肖像画
SECTION2 形而上絵画 形而上絵画以前
      2-1イタリア広場
      2-2形而上的室内
      2-3マヌカン              
SECTION3 1920年代の展開 
SECTION4 伝統的な絵画への回帰ー「秩序への回帰」から「ネオ・バロック」へ
SECTION5 新形而上絵画
TOPIC1 挿絵ー〈神秘的な水浴〉
TOPIC2 彫刻
TOPIC3 舞台美術


【感想】
10年ぶりの大回顧展ということで行ってきた。デ・キリコは好きな画家だし♪
一番有名だと思われる〈通りの神秘と憂愁〉が展示されていなかったのが残念だったが、珍しい自画像・肖像画や彫刻、舞台美術も展示されていて見応えたっぷりだった。

絵画はキャンバスに油彩が主でテンペラも少しあり、テンペラとはまた古風なと思った。古典に回帰した時期があったようだ。
時代によってどんどんモチーフや手法が変化し続けていて、こんなに変遷していたとは知らなかった。
一貫して変わらないと感じたのはくっきりとしたコントラスト、艶、透明感のある色合い。静物の果物などガラス細工なのかと見まごうほどの透明感があった。

絵画で一番印象に残ったのは〈ヘクトルとアンドロマケ〉、このビジュアルはなんともいえない。マヌカンにはとても惹かれる♡
余談だが、某漫画の登場人物のビジュアルはこのマヌカンからだよな~と。
彫刻は彫刻の概念を覆すような、つるん~として柔らかな曲線で構成されていて驚き感動した。ブロンズに金や銀メッキでこんな表現になるんだ~と。

デ・キリコ、エルンスト、ダリ、ピカソ、アルチンボルドなどは子供のときから好きなので展覧会があれば是非とも行きたい。開催してくださらないかな~。

【余談】
今年の夏はひときわ暑くて外出を控えていた。美術館も電車内も涼しいが、いかんせん駅までと駅からが暑い…。日傘、ミニファン、ネッククーラーを装備しても暑い…。気温が下がるわけではないからね。
いつまで経っても暑いので、諦めてお盆に行こうと“音声ガイド付きチケット”を購入したら、今度は台風で外出できず。20日以降は日時指定チケットになるので、どうしよう~と思っていたら振替えができることに。ありがたやありがたや。
というわけで21日の一番早い時間帯に行ってきた。夏休み中ということもあり、家族連れもちらほら。思ったより混んでなくてよかった~♪

1階の上野精養軒のカフェでハヤシライスでランチして、ラウンジでゆっくりと購入した公式図録を鑑賞してからゆるゆると帰途についた。
途中、上野公園内でビールフェスやライブ、お猿さんの芸なんかやっていてにぎやかだった。お猿の“ぽんずちゃん”可愛いかったな♡


【画像】



何度来て思わず撮ってしまうオブジェ♪



フォトスポット その1
会場内は撮影禁止! ここはOK♪



フォトスポット その2



フライヤーとチケット



展示作品リストと音声ガイドリスト



購入した公式図録♪ 表紙のデザインは2種類あってこちらをチョイス。



購入したポストカード♪ 下から順に。
〈ヘクトルとアンドロマケ〉
〈バラ色の塔のあるイタリア広場〉
〈大きな塔〉



【リンク】
 



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『中島みゆき展2024「時代」』に行ってきました♪

2024-06-23 | 展覧会
ようやく関東も遅い梅雨入りですね~。昨日、貴重な梅雨の晴れ間に、角川武蔵野ミュージアムで開催中の『中島みゆき展2024「時代」』に行ってきました♪
会期は23日までなのでもうぎりぎり。危ない危ない、『ゴッホ展』や『ダリ展』のように行けずじまいになるところでした。

会場内はほぼ写真撮影可だったので画像多いですが、がんばってスクロールしてくださいませ♪
時系列でどんどんいきま~す。


ところざわサクラタウン
ここに角川武蔵野ミュージアムとジャパンパビリオンがあります。奥にある近未来的な建物が角川武蔵野ミュージアムです。迫力!




ジャパンパビリオン




開場はAM10:00からだったんですが、少し早く到着したのでこちらで時間をつぶして。




正面入り口




開場時間になったのでミュージアム2Fから入場します。
あらかじめネットでチケットを購入していたのでここはスルー。当日券を購入される方はこちらで。




なぜか入り口付近に立っている一つ目小僧。




5Fが会場です。エレベーターで移動するとすぐ。
オンラインチケットを提示して入場します。提示すれば再入場も可とのこと。




























カバーされた方のパネル、裏返すと曲名が見られます。





リクエストするとレコードで曲をかけてくれます♪
浸れる~泣ける~。













ガイドブックと記念コースター。コースターは本棟3Fの角川食堂でいただきました♪



角川食堂のランチビュッフェ♪ ちょっとお高めだけど種類も多くて美味しい♡
ポークカレーとサラダ♪




食後のコーヒー♪ ランチビュッフェとはまた別料金になります。ご注意のほど。
デザートのほろにがプリンも撮ったはずなのにフォルダに見当たらず。はて?



食後にぷらぷら~と。暑い…。
武蔵野坐令和神社の小鳥居。
大鳥居は近くにあり夜には電飾で光っています。くぐる度に色が変化するんですよ~!



茅の輪くぐり
作法どおりにくぐらせていただきました。この後に参拝をしてお邪魔させていただいたご挨拶を。



手水舎からの清い流れ。



中央広場の大魔神様♪



おまけ♪
最寄り駅のJR武蔵野線東所沢駅からの歩道には、夜になるとLEDが光るというデザインマンホールが設置されています。このマンホールを辿っていけば間違いなく到着しますよ~。
通行するみなさまのお邪魔にならないようにして撮影してきました。ご覧ください♪




























これはおまけ。普通の排水マンホールです~。
ゆるキャラ“トコろん”が可愛い♪ 頭にプロペラ付いてます。



公式サイトはこちら♪
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『アルフォンス・ミュシャ展』に行ってきました♪

2023-05-31 | 展覧会
『アルフォンス・ミュシャ展』を八王子夢美術館で観てきました。

感想を備忘録として書きます。
※文中の敬称は省略させていただきます。






【展覧会構成】
19世紀末パリ、ベル・エポック(美しき時代)を彩り、アール・ヌーヴォーを牽引したアルフォンス・ミュシャ。
本展では、パリ時代の華やかなポスター、装飾パネルをはじめ、画学生の手引きになるようにと制作された『装飾資料集』などを中心に、祖国発展のため手がけた切手や紙幣のデザイン、《スラヴ叙事詩》のパネルなどを通して、後半生を捧げた祖国チェコへの献身にも焦点を当てている。


【感想】
白磁のような滑らかな肌と豊かな肢体。くっきりとした二重で目頭が深く、伏し目がちな眼。きゅっと締まった唇。そして、素肌にまとわりつくような柔らかな衣装。
ミュシャの描く女性はみな魅惑的な表情をしながら、決して媚びることなく、愛らしかったり、凛としていたりする。
美しく華麗な作品の数々にため息が出た。眼福♡
多くの作品で使われていたカラーリトグラフ。こんなにも美しい仕上がりができることに驚く。

スラブ叙事詩20連作は歴史が重く、観ていて胸が苦しくなる。
何回も作品中に登場する若い女性がいて、こちらをまっすぐに見すえている。彼女は何を観る者に訴えようとしているのだろうか?


【画像】
撮影可だったので特に気に入った作品をスマホで撮影してきた。ただし、動画は撮影不可。
ほかの方の邪魔や迷惑にならないように気をつけて撮影したので、角度が安定していないのはご容赦を。
画像が多いのでがんばってスクロールしてね♡


セルフポートレート ガラスネガからプリント




サラ・ベルナールのポートレート 




ルフェーブル・ユティル カラーリトグラフ




ジスモンダ アメリカンツアー カラーリトグラフ




リージー カラーリトグラフ




愛人たち カラーリトグラフ




黄道十二宮ラ・プリュム誌のカレンダー カラーリトグラフ




ジョブ カラーリトグラフ




桜草と羽根 カラーリトグラフ




ビザンティン風の頭部 ブロンド




ビザンティン風の頭部 ブルネット




4連作『四つの花』
カーネーション カラーリトグラフ




4連作『四つの花』
百合 カラーリトグラフ

 


4連作『四つの花』
バラ カラーリトグラフ




4連作『四つの花』
アイリス カラーリトグラフ




4連作『四季』(第3シリーズ)
春 カラーリトグラフ




4連作『四季』(第3シリーズ)
夏 カラーリトグラフ




4連作『四季』(第3シリーズ)
秋 カラーリトグラフ




4連作『四季』(第3シリーズ)
冬 カラーリトグラフ




八王子夢美術館






ポスター




会場入り口















おまけ♪
フライヤーとチケット、展覧会スケジュール2023
チケットは一般800円。支払いに交通系は使えるけど、PayPayは使えないので注意が必要かも。




公式図録3600円 
表紙は『黄道十二宮ラ・プリュム誌のカレンダー』の図柄。
公式図録は展覧会に行ったとき、必ず購入することにしている。楽しみのひとつ♪




【余談】
八王子駅には初めて下車した。こんな感じなのだね~。いくつになっても、初めてはわくわくするね♪

会場内はかなり照明が暗く、作品保持のためか他の展覧会以上に暗かった。作品によっては撮影は難しいかもしれない。
写真はかなり暗く写っているので、あとから編集アプリで調整を少しだけ施している。


【リンク】
公式サイトはこちら。→ 「アルフォンス・ミュシャ展」


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『宮永岳彦記念美術館 誘惑する女』に行ってきました♪

2023-03-15 | 展覧会
『宮永岳彦記念美術館 誘惑する女』を秦野市宮永岳彦記念美術館で観てきました。

感想を備忘録として書きます。
※文中の敬称は省略させていただきます。






【展覧会構成】
本展示では観る者を誘惑する魅力的な女性の作品を集めている。


【感想】
画家の女性に対する愛と敬意を感じる。男性にありがちな欲望の対象ではなく、美しい敬愛の対象としての存在。
男性(女性にとっては異性)が描くと、自分の理想像を投影していることが多い。反対に女性(同性)が描くと、辛辣なまでに生々しく、時としてグロテスクに描くことが多いような気がする。
この辺りがなかなか興味深いところ。

描かれている女性はみな誘惑するような視線を投げかけても、決して媚びてはいない。凛として気品が漂う。
モデルは外国の女性が多いのだが、あまり濃い印象はなく、どこか日本的。さしずめ外国の方ならオードリー・ヘップバーン、日本の方なら前田美波里という感じ。

マチエールにこだわりがあるらしく、砂や小砂利が使われていて画面に独特な質感が現れている。遠目にはよくわからないかもしれないが、近づいて観るとざらっとした質感がわかる。

中期以降のロマンチシズムな油絵は、美しい貴族とおぼしき女性を数多く描いている。ステンドグラスを背景にふんわりと結った髪、豪華なドレスを纏ってこちらを見つめている。
魅惑的な眼差し、広角の上がったぽってりとした色っぽい唇は何か言いたげ。
額縁はクラシカルな大ぶりで植物モチーフをあしらった金色の豪華なもの。モチーフはキク科の草花やアカンサスモリスかと。
この頃からの絵には「レンブラントのようだ」と言われていたらしい。そういわれれば、輪郭をくっきりととらずふんわりとしたタッチを用い、光を捉えて描いていると感じた。

とにかくため息が出るほど美しい。。
ほかの作品もぜひ観てみたい♪


【余談】
3月10日放送のテレビ番組「わたしの芸術劇場」(TOKYO MX)で宮永岳彦記念美術館が紹介されていた。これは「絶対に観たい!」と思い、会期終了も迫っていたので急いで出かけてみた。

秦野市駅周辺はのどかでどこか懐かしい感じがするところだった。お天気もよく暖かかったので、美術を鑑賞した後にぷらぷらと散策してきた。
気持ちのよい時間だったな~♪


【画像】

小田急線小田原行きに乗車して約1時間弱、鶴巻温泉下車。
北口駅前のロータリー。




お昼どきになったので駅前のカフェでランチ♪ ピザトーストあつあつ♪




宮永岳彦記念美術館
駅前から幹線道路沿いに直進して、すぐの交差点を右側に曲がり坂を昇ると、左側に建っている。お隣には温泉「弘法の里湯」と足湯もあるよ~。
温泉利用だと入館料が割引きになるらしい。




入口の看板。
反射して撮りにくかった~。なので、斜め。




チケット、入館料は良心的なお値段♪




フライヤー♪ 美しい♪




美術館だより 2023 3月




開館20周年記念展示「宮永岳彦 こころと感性の辿った道」作品集目録




帰宅途中にカフェで休憩、モンブランのケーキセット♪ 紅茶はダージリン♪




【リンク】
公式サイトはこちら。→ 「秦野市宮永岳彦記念美術館」
          → 「誘惑する女」
          → 「お知らせ」
TOKYO MX 公式サイトはこちら。 → 「わたしの芸術劇場」








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『モネからリヒター展』に行ってきました♪

2022-07-17 | 展覧会
ポーラ美術館開館20周年記念展『モネからリヒターへ 新収蔵作品を中心に』をポーラ美術館で観てきました。

感想を備忘録として書きます。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【展覧会構成】
第1部 鈴木常司が収集したコレクションと、これをさらに拡充する新収蔵作品 
第2部 従来のコレクションには含まれていない、近代と現代を結ぶ作家たちの作品 

第1章 光のなかの女たち マネ、ルノワールからモリゾ、レジェまで
第2章 水の風景、きらめく光 ブーダン、モネからド・スタール、ミッチェルまで
第3章 揺らぐ静物 セザンヌからニコルソンまで
第4章 放たれた光彩 マティスとフォーヴィスム
第5章 内なる光 大正期の洋画
第6章 日本のフォーヴ 里見勝蔵と佐伯祐三
第7章 レオナール・フジタ 乳白色の輝き
第8章 松本竣介 都市へのまなざし
第9章 坂本繁二郎 月の光に魅せられて
第10章 戦後日本の抽象
第11章 物質性の探求
第12章 色彩と抽象
第13章 アニッシュ・カプーア 空間と知覚
第14章 ハマスホイとリヒター 絵画と窓、そして光
第15章 中林忠良 闇をてらす光
第16章 杉本博司 光の色彩
第17章 三島喜美代 時代を表現する
第18章 ケリス・ウィン・エヴァンス 光の彫刻
第19章 スーザン・フィリップス 輝きの断片
第20章 ロニ・ホーン 光を宿して


【感想】
大作がど~ん!というような感じではなく、サロンでゆったりと楽しむような展覧会。

ベルト・モリゾ「ベランダにて」
幼い娘の日常を描いた作品。愛らしくほっとする気分になる。
不思議と正面、右、左と視点を変えて観ると、また違った印象になる。個人的には右からが好き♡




ピエール・オーギュスト・ルノワール「レースの帽子の少女」
巨匠ルノワールらしい少女像。自分が女性だからか、昔から裸婦より少女のほうが好き♡
この作品はモニュメントにもなっている。画像は下の【画像】に貼っておく。




ウジェーヌ・ブーダン「海洋の帆船」
32.6×46.3㎝という小さいサイズの作品。その中にさらに小さく、波立つ海に浮かぶ帆船が描かれている。
海、帆船といえば、 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー をすぐに思い出すが、こちらはターナーよりも柔らかい感じを受ける。

二コラ・ド・スタール「オンフルール」
港町オンフルールの風景をパレットナイフで、画面を横に区切るように描いている。抽象的なのに港や海、暗い空がはっきりと認識できる。暗い画面は哀愁を感じる。この雰囲気は好きだ♡

クロード・モネ「睡蓮」
モネの睡蓮はどれも美しく好き♡
画面に近寄って観ると、絵筆でささっと色をのせているみたいなのに、ひいて観るとまごうことなく池の水面と睡蓮なのだ。




ポール・セザンヌ「ラム酒の瓶のある静物」
つるん~とした立体感のない果物(多分、洋梨)、左に傾いたラム酒の瓶。テーブルのパースもおかしいのに、じっと観てしまう。セザンヌには不思議な魅力がある。




パブロ・ピカソ「新聞とグラスとタバコの箱」
レトロなポスターのような画面構成と色合い。色のトーンといい、簡略化されたものの形といい、とても好き♡
ピカソにはこんな作品もあるのだな。

アンリ・マティス「リュート」
一目でマティスとわかる作品。真っ赤な大きな柄の壁紙と敷物。黒の輪郭、ざっと塗った色。
美しいのかどうか?と問われれば、返答が難しいところ。でも、観ていて不快にはならず、むしろ元気になる楽しい作品。

モーリス・ド・ヴラマンク「雪」
冬の雪景色はこんなどんよりとした鉛色の空だ。建物の色と形、冬枯れの街路樹の形がよい感じ。

レオナール・フジタ(藤田嗣治)「ベッドの上の裸婦と犬」
ほぼモノクロに近い色しか使っていないような、日本画を思わせる作品。裸婦の肌が美しい。

松本竣介「風景」
薄暗い画面に工場などの建物、荷車、人、犬がひっそりと佇んでいる。都会の荒涼とした心象風景のようだ。

坂本繁二郎「月」
夜空だが明るく優しい画面。満月にかかる雲が月光環という虹色を作り出している。近くの雲にも飛び火して彩雲に。
画家は本当に月をよく観察して、愛でているのだな…。

難波田龍起「生命体の集合」
画面いっぱいに碧が広がり、黒や白の絵具がたらしてある。動きがあって躍動感あふれる作品。碧色がとても美しい♡




猪熊弦一郎「風景 KP」
画面を濃い青で塗りつぶし、横にストライプ状の黒い帯が走る。黒い帯は貨物列車が連なっているように観えたが、都市の道路かもしれない。
黒で描いた画面を濃い青で塗りつぶした後、テープでびっ!と真一文字に剥がしたような作品。おもしろい♪

中西夏之「洗濯バサミは攪拌行動を主張する」
半立体作品。カンバスに無数のアルミ製洗濯バサミを取り付けてある。
観ていると不安な気持ちにさせられる作品。









ヴィルヘルム・ハマスホイ「陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地」
画面全体が漆喰のような色合い。静かで穏やかな画面なのに、どこか不思議な印象を受ける。窓から差しこむ光が床に落とす影が美しい。




【余談】
早めの夏休み旅行に箱根に出かけた。ちょうど、ポーラ美術館で開館20周年記念展を開催中だったので、ホテルのチェックインまでゆっくりと鑑賞してきた。
ポーラ美術館はとても綺麗でおちついた雰囲気。会場は天井があまり高くなく、暗い室内はサロンのようでよい感じ♪
以前に、大光コレクションを鑑賞したときも、同じような印象を受けたことを思い出した。収蔵者の好みが強く反映されるからなのだろうか?

📷マークのついている展示のみ撮影可。スマホでしっかりと撮ってきたよ~♪
それにしても絵画作品が撮影可なうえ、多数あったのには驚いた。太っ腹!
展示を撮影した画像は多いのと、展示室内は暗くピントが甘いものもあるので、全部は載せないことに。展示室外のものはいくつか載せておく。

先日、東京都美術館で観てきた、『美の巨匠展』に展示されていた画家もちらほらと見受けられた。印象派だから重なるね、モネとかモリゾとか。


【画像】







三島喜美代「Comic Book 03 (03-1) (03-2) 」「Newspapers P-17」「Box Sunkist-17」「Work 17-C」




ヘンリー・ムーア「《坐る女》のための習作」




ケリス・ウィン・エヴァンス「照明用ガス…(眼科医の証人による)」




この作品は右側から観ると、フェルナン・レジェ「鏡を持つ女性」。




左側から観ると、ピエール・オーギュスト・ルノワール「レースの帽子の少女」。




チケット 大人1800円。




フロア案内。







パンフレット。







公式図録 3000円。




展覧会の鑑賞後には、屋外に設けられた広大な「森の遊歩道」をミラーレスカメラ片手に散策。雨もあがり、しっとりと気持ちがよく♪
樹々の緑に囲まれ、野鳥がさえずり、そこかしこにアート作品が置かれているて、岩場には小川も流れている。
とても素敵な空間♡ いつまでもぼ~っとしていられる。


野外彫刻。樹木の間にど~んと! インパクト大。




「森の遊歩道」マップ。
敷地はびっくりするくらい広大! 坂道も多いので歩きやすい服装と靴を推奨。雨あがりは特に、枕木の歩道が滑りやすいので注意が必要。




展覧会の鑑賞前に美術館内のレストラン アレイでランチ♪
ランチセット2500円。どれも美味しく、食後のコーヒーは香り高く♪ 

野菜スープとサラダ。




鶏の香草パン粉焼き、パンは2種類・バター付き。




コーヒー。




【リンク】

公式サイトはこちら。




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