ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

ルース・レンデル

2015年05月04日 | 



         ルース・レンデルの訃報が流れた。
         私にとって、アッと胸を突かれる作家です。
 
         パトリシア・ハイスミス同様、
         ある時期、私を夢中にさせたイギリスの作家でした。
         警部物のシリーズから、サイコスリラーまで、守備範囲の広い作風。


          

   

         WIKIを見ると、日本に紹介された本のほとんどを読んでいます。

         とりわけ何度も読んだ一冊を写真とともにご紹介します。
         これもひどく汚れていて恥ずかしいのですが、それほど持ち歩いたと
         見ていただければと思います。

         じっさい個室でじっくりと読むというより、持ち歩いて友達とおしゃべりするように
         中を覗くのです。喫茶店、電車の中、バス待ちの間・・・
         スマホなどがまだ出現する前の時代には、
         こういう作家が育ったのですね。