ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

受難節

2016年02月16日 | 聖書



      今は教会暦では、「受難節」にあたります。

      復活祭(イースター)前の46日間を受難節(レント、四旬節)といいます。

      イエス・キリストの十字架上での受難をしのび、
      復活祭を迎える前の準備と悔い改めのための期間です。

      「四旬節」の別名のとおり元来は40日間です。

               

      教会の行事と言えば、一般的には、キリストの降誕を祝うクリスマスが知られています。

      けれども、聖書を全体的に見ると、十字架上で処刑されたキリストが復活することが、
      さらに決定的な意味があることです。
      キリストがすべての人の罪を背負って死んでくださった事実は、
      感動的です。
      
      人間は、もともと永遠に生きることができるように「楽園」におかれたのです。
      その人間が死ぬようになったのは、罪を犯して、楽園にいられなくなったからです。
      しかし、人が追放された直後に、神は、かならず人をもう一度楽園に連れ戻してくださると。
      計画しておられました。

      その答えが、十字架刑と復活でした。
      復活は、神ご自身(キリスト=救い主=メシア)によって罪をあがなわれた人類が、
      永遠にふたたび、
      神の御許で生きることができる保証です。      

      私たち信仰者にとってこの事実こそが、救いの完成であり、永遠のいのちの保障です。

      ちなみに、今年の復活祭(イースター)は、3月27日です。
      
            
      


      今年の教会暦をぜんぶ表にして下さっているサイトがありましたので、
      よろしければご覧ください。
         日本キリスト教団・玉出キリスト教会
         http://www.tamadech.jp/kyoukaireki.html