ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

タラゴナ1

2016年08月17日 | 思い出




     一年前のこの日の記事がGOOから送られてきました。
     暑くて、この時期に思い出すのに素晴らしい旅でしたから、もう一度、掲載します。

     むかしむかしの話しで写真がないのです。ご容赦ください。


                  ♪

     たまたまテレビをつけたら、タラゴナという言葉が飛び込んできた。
     スペインの観光地タラゴナだ。

     バルセロナから南へ列車で30分ほどの距離にあるタラゴナ。
     何の気まぐれかバルセロナから、バレンシアに行く途中で立ち寄ってみたのは1991年。

     ガイドブックに、地中海の青い海と空
               海から切り立った断崖の上の街
               ローマ遺跡の街

                              とあった。



               ★ ★ ★ ★


     
      ガイドブックは裏切らなかったのです。
      からりとした空気。地中海の青い海と空。

      列車を降りると、
      タラゴナの街への道は、断崖の上へたどり着くための急坂でした。

      バックパックを背負い、ボストンバッグを提げた身には、ため息の出る重労働だったのですが、
      ひとり旅では、誰にも文句は言えません。

      ともあれ、なんとか町に到着し、なんとか宿を探して、荷物をおろし、ひと休憩してから、通りへ。

      バルセロナと違って、あまり観光客もいないし、のんびり、とぼとぼ、町を歩きました。

      空はどこまでも青く、
      モンスーン気候の日本の青空とは、やっぱり違う。


      あわてることはない。のんびり、とぼとぼ歩いて・・・。
      のんびり、とぼとぼ歩いて・・・、ひとりで笑っていたような。

      何しろ、小さな町で三日も時間を取っていたのだから。