一年前のこの日の記事がGOOから送られてきました。
暑くて、この時期に思い出すのに素晴らしい旅でしたから、もう一度、掲載します。
むかしむかしの話しで写真がないのです。ご容赦ください。
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たまたまテレビをつけたら、タラゴナという言葉が飛び込んできた。
スペインの観光地タラゴナだ。
バルセロナから南へ列車で30分ほどの距離にあるタラゴナ。
何の気まぐれかバルセロナから、バレンシアに行く途中で立ち寄ってみたのは1991年。
ガイドブックに、地中海の青い海と空
海から切り立った断崖の上の街
ローマ遺跡の街
とあった。
★ ★ ★ ★★
ガイドブックは裏切らなかったのです。
からりとした空気。地中海の青い海と空。
列車を降りると、
タラゴナの街への道は、断崖の上へたどり着くための急坂でした。
バックパックを背負い、ボストンバッグを提げた身には、ため息の出る重労働だったのですが、
ひとり旅では、誰にも文句は言えません。
ともあれ、なんとか町に到着し、なんとか宿を探して、荷物をおろし、ひと休憩してから、通りへ。
バルセロナと違って、あまり観光客もいないし、のんびり、とぼとぼ、町を歩きました。
空はどこまでも青く、
モンスーン気候の日本の青空とは、やっぱり違う。
あわてることはない。のんびり、とぼとぼ歩いて・・・。
のんびり、とぼとぼ歩いて・・・、ひとりで笑っていたような。
何しろ、小さな町で三日も時間を取っていたのだから。