遠藤周作さんの「沈黙」がハリウッドで映画化され公開を待つばかりになっています。
町田文学館に映画のチラシがありましたので、ご紹介します。
豊臣政権から徳川政権初期にかけて、激しい弾圧を受けたキリスト教は、
こんにちの、日本におけるキリスト教伝道にも影を落としていると言われています。
何か「権力からの恐ろしい災厄」「いのちをかける大きな決断」のイメージが
穏やかな気候風土の中で、物事を突き詰めない、何よりも妥協と和を重んじる
日本人の気質に合わないと言われたりするのです。
原因を糺せば、それは聖書の教理にあるのではなく、
信仰が「政治」と抱き合わせで入ってきたためだと分析されたりするのですが、
改めて、この機会に、そのあたりを問い返したいと思っています。
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