ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

やっとやっと

2014年03月15日 | 日記


二月三日の月曜日は、朝から吐き気と頭痛でダウンしてしまいました。

 前夜、寝る寸前にロレンソ先生の家の水道の水を飲んだことから水当たりだと思ったのですが、コップにわずか二センチほどの水で当たるのかどうか・・・。

 でも、日本にいてさえ水道の水を飲むことはめったにありません。同じ日本でも水が変わると「水当たり」するのですから、油断でした。

                  ★      ★

 朝食はスナクバット教会で用意されているとのことで、全員車に乗って教会へ戻りました。しかし、さとうは車から出ることができません。
 
 朝食の一部だと何か持ってきてもらったのですが、食欲もなく、お断りしました。

 救急車が来るところではなし、クリニックもなさそうだし、第一自分だけ落伍したと思われるのも面白くないので、「大丈夫?」と聞かれれば、「大丈夫です!」

 一時間かもう少しか・・・わかりませんが、全員が車に戻ってきて出発です。
 その夜はバギオに戻る予定でしたが、それまでに立ち寄るところがいくつかあるのです。


 車は、山道を上り、やがてどんどん山の稜線を走っていきます。



                          


 山の稜線沿いの道では、気分の悪さを気にしているどころではありません。
 路肩にガードレールなんかない! 路肩を滑り落ちたらけっこうな勾配で谷底直行です。


                           


 最初に寄ったのは、無人の教会。ひとりの牧師が二つ三つの教会を牧会している場合、礼拝日以外は留守のことも多いのです。
 でも、その隣の家に、なぜかジプニー(乗合タクシー)を置いてありました。
 私たちはジプニーをチャーターし、乗り換えました。連日の運転でお疲れの吉原宣教師もジプニーに乗り換え、運転から解放されました。ジョン先生はあくまで、ご自分の四駆です。

 ジプニーで楽になったというより、緊張で目が覚めました。進行方向と平行の座席は、しっかりしがみついていないと、振り落とされそうです。
 
 
  やがて、山肌にしがみつくように建っている小屋が見えました。


                                      

        写真・へばっている女たちのために道を作って下さる牧師たち。
           小屋の中は案外広い。谷の向こうの牧師たちとの、祈りや会合に使われている。
           山地の牧師たち。黄色いトレーナーのジョン先生は、いつもお孫さんといっしょ。
                    後列右端がスナクバット教会のロレンソ牧師




   

          




              


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