先日迷い込んできた一枚のサービス券が、とても気になっています。
じつは、最近買った中古の聖書辞典に挟んであったのです。
「ガスト住吉区役所前店」とありますから、
この辞典のもとの持ち主は、関西の方かもしれない。
この持ち主は、平成11年にガストで食事をされたのかもしれない。
ある日、
手元にしおりがなかったので、ポケットを探るとサービス券があって、
はさんでしまったのかもしれない。
本を仲介したヤフーの本屋さんも、そっと忍び込んだサービス券には
気がつかなかったのかもしれない。
いろいろ思いが巡って楽しいのです。
ちなみに、本の「天」には「黒田」の印が二つ押してあります。
ひとつは、私には読めない書体の実印です。
とすると、持ち主は年配の方だった?
きっとわくわくしながら開いておられたんでしょうね。
本を開くときの、ときめきはたとえようがありませんから。
初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。
ことばは神であった。
(新約聖書・ヨハネの福音書1章1節)
丁度、ヨハネの福音書「ことばは神であった」の部分を読んでいました。
言葉は神か~
なんて思いつつ、出かけたものでした。
聖書も面白いですね。
いやいや、面白がってはいけないのですね。
聖書はおもしろいですよ。もちろん、楽ではありませんが面白いんです。でなければ、聖書エッセイを毎日4年半1600回近く続けることはできません。少しだけ、神様のことがわかるような気がしています。