ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

霜置いた

2013年12月26日 | 歌う





              霜おいた畑 天使の 声ひびく




          寒いですね。
          小さな畑にオーガンジィを広げたように、霜が見えます。
          クリスマスが終わったとたんに、もう、春を待ち望んでいます。

          正月を「新春」と呼んだ東洋の知恵も、なかなかのものです。
          
          旧暦の正月は、いまの二月はじめなのですから、確かに、春?
          それにしても、前倒しですかね。

          人は、良いことを「前倒し」して、望み見るのですね。
          安きにつきたい私など、その典型です。

          そういえば子供のころ、「春よ来い」や「早春賦」をよく歌っていたような。

          しもやけに悩まされる体質だった
          遠い日の、思い出。

          それでも、霜の畑は、そこに天使の声が聞こえる世界でした。







     


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2 コメント

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霜降るる (荒野人)
2013-12-26 10:32:04
天使の声は、何色でしたか?
霜は白いから、白では無いですね。

きちんと霜の降る気配を捉えていて良い句ですね。
素直に自然を見る目は、信仰の賜物なのでしょうか。
羨ましいです。
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天使の声 (さとうまさこ)
2013-12-26 13:54:07
天使の声は何色なんでしょう。
はっと胸に手を当ててしまいました。それから、早春賦を思い出して歌いましたが、もちろん、全然違いました。
信仰は、自慢できるほど深くありませんが、寒さにも暑さにも歌がでてくるノウテンキな性質を下さった神様には感謝しています。
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