ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

陶器と陶器師

2014年08月18日 | 聖書



 

             
                                                      BY K.S.                              



                             ああ、
                             陶器が陶器を作る者に抗議するように
                             自分を造った者に抗議する者、
                             粘土は、形造る者に、
                             「何を作るのか」とか、
                             「あなたの造った物には、手がついていない」
                             などと言うであろうか。    (旧約聖書・イザヤ書45章9節)




         イザヤ書は、旧約聖書の23番目に置かれた書物です。預言書のひとつです。

        陶器が陶器を造るものに抗議することなど、たしかにありえませんね。
        聖書では、人間と神との関係は、しばしば陶器と陶器師にたとえられます。
        (ほかにもたくさんのたとえがありますが)

        人間は陶器であるとしても、陶器師からいのちを吹き込んでいただいた陶器です。
        陶器師の愛の対象として造られた陶器です。

        もし、不完全な陶器であっても、まっすぐに陶器師を見上げて助けを求めることができます。
 
        罪とは、造ってくださった方を「見上げない」ことです。
        何でも、自分の思い通りできると思っている自己中心です。

        人のいのちを、いとも簡単に手玉に取るような風潮が蔓延していますね。



                          愚か者は心の中で、「神はいない」と言っている。
                          彼らは腐っており、忌わしいことを行っている。
                                             (詩編14章1節)


 、
   
    
        
   





           

薔薇

2014年08月16日 | 観る



                  



                   あたしは、薔薇よ。
                   その子は、ちょっと誇らしげに言った。

                   あたしをむしるなら気を付けて。
                   ちゃんと棘があるんだから。








2014年08月13日 | 季節の味


                              神である主は人に命じて仰せられた。
                              「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
                              しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。
                              それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
                                               (創世記2章16節17節)

   









      のどが渇きました。
      桃でも食べましょうか。

      甘いものが欲しくなりました。
      桃でも食べたらいかがですか。

      きれいな果物が食べたくなりました。
      ちょうど、桃がありますよ。

      ほんのりと紅くて、
      ひっそりと笑っていて、

      うっとりと空を見上げている

      大切に包まれ、真っ暗な車のなかを、
      遠くの山から運ばれてきた

      ひとつの桃

      食べていいかなあ。
      食べていいですか。












                    

2014年08月09日 | 思い出


            どうしても、一度はやってみたかったことの一つに、似顔絵描きがあります。 
          道端で、全然知らない人の顔を描かせてもらうのです。

          一枚1000円ですなんて、看板出して。

          若いころは、そんなふうにできれば、「かっこいいなあ」と思ったのです。
      
          でも、ちょっとこわかった?    
          日光やほこりや風のなかにいるのがいや?、
          雑踏で客待ちするのが恥ずかしかった?


          一日だけでも、三時間でも、いえ、一時間でもと思っていたのに・・・。
          いつか、いつか、と夢見ているうちに、とうとう無理になってしまった?
          たまに思い出したように自分の顔を描いていて、残っています。

          これはスイスの友人のお宅に滞在中、絵を描いていた友人の横で、画用紙と絵具をお借りして、
          自分を描いたものです。

          夢のかけらです。
          

          
            
        

                     







 

ねこじゃらし

2014年08月07日 | 見る





            ねこじゃらし やさしく首振る 川風に





           台風が近づいています。

           汗をとり去るような風が草原を走っています。

           きょうは立秋!!!