ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

大学病院の不妊治療

2023年10月30日 | 日記
大学病院の不妊治療は次から次へとお腹の大きくなっていく妊婦さんを見かけ、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いた他人も見かけ、なかなか子供の出来ない私には酷でした。
毎日自宅では早朝起きて婦人体温計で体温を測ります。
それを専用のノートに書いてグラフにして持参します。
主人も大変でした。
会社の先生に話してその日は一旦病院に行き、その後仕事に行きます。
4年目に医師から他の方法を勧められましたが、私たち夫婦は相談した結果で子供を持つことを産むことを子育てをすることをあきらめました。
子供を持てない。
子供が産めない。
子育てをしない。
そういう女性は半ば欠陥のような欠損しているような気分と扱いでした。
さすがに私が 45歳を過ぎたあたりからは言われなくなりました。
母は相変わらず「子供がいなくて良かったわね」「お前に育てられた子供はかわいそうだ」
みたいなことを言っていました。
少子高齢化で子供を産まない他人は良くないような風潮もあります。
産んでも経済面や何らかの事情で育てられない他人もいます。
間違った考え方はいまだにあります。
子供を産まないのは女ではない。
子育てしないのは女性ではない。
果ては女性失格のようなレッテルをはられます。
また男性の不妊もしかりです。
女性も男性も好き好んで不妊になったのではありません。
それなのに世間はまるで人間失格のようなレッテルをはります。
特別養子縁組も他人によっては嫌な目で見ます。

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