詩人の谷川俊太郎さんが亡くなられた。
学生の頃の国語の教科書に出ていたかはわかりませんが、名前だけは存じ上げております。
92歳という年齢だった。
長男の谷川賢作さんも有名です。
お父様ほどではありませんが有名です。
生きとし生けるもの、他人はいずれ老いを迎え、死を迎えるのです。
私の母が94歳でまだ生きています。
歩けなくてもとんちんかんな話をしても生きています。
私はさんざん母を困らせて生きてきました。
和裁の専門学校に行かれなかったこと。
私のすることはすべて反対されてしまうこと。
二十歳の時に親の反対を押しきって家を出た私はわずか1か月と1週間で挫折し、親元に帰りました。
そのときに感じた両親の愛情と優しさは今でも思い出します。
二十歳の小娘が他人の飯を食う。
無理でしたね。
想定外の仕事を強いられ、毎夜泣いてました。
弟が22歳で結婚し、私も漠然と結婚を夢見ていました。
32歳でお見合いをした今の主人に、最初は愛もなにもなく結婚をしました。
しかしこれだけ連れ添えば無かった愛も生まれてきます。
今は主人は誰よりも掛け替えの無い存在です。